よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


(資料2)精神保健福祉法上の入院制度等についてのこれまでのご意見を踏まえた論点と検討の方向性について (48 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24461.html
出典情報 地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会(第7回 3/16)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

4.患者の意思に基づいた退院後支援①
論点
○ 退院後支援のガイドラインについて見直しを行い、退院後支援については、津久井やまゆり園事件の再発防止策を
契機とした取組ではないことを明文で規定したうえ、ガイドラインとの乖離がなくなるよう、退院後支援の推進に向けた
方策を整理すべき。
これまでのご意見
(ガイドラインに基づく退院後支援の推進に向けた施策)
○ 津久井やまゆり園事件の再発防止策を契機とした政策と決別することを明文化し、現行の措置入院にばかりフォー
カスを当てて進められてしまった診療報酬や補助金、指定病院の基準などの見直しも併せて行うべき。(第5回)
○ ガイドラインに基づく医療を提供しても診療報酬上の評価は措置入院の場合のみ等、ガイドラインとの乖離がある。
希望者に支援が届くようにするには、財源・人材確保と一体的に取り組んでいく必要があるのではないか。(第5回)
○ 医療機関内でも、ピアサポーターや福祉関係者、また、家族会のメンバー等の第三者に相談できる体制を整える必
要があるのではないか。中でも、ピアサポーターは患者の気持ちを酌み取った支援を行うことが可能。そうした医療機
関における第三者的立場の人員配置や予算措置が必要ではないか。(第5回)
(警察の会議への参加)
○ ガイドラインにおける警察の参加については、「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム」の構築に関する取組
の位置づけに照らし、警察は会議に参加しないことを明確化するように見直すべき。 (第5回)
○ 地域包括ケアシステムにおいて、主役は地域住民であり、全ての関係者・関係機関が総力を挙げて地域づくりに取
り組むもの。そうした観点からすると、1つの組織を除外する表記は、馴染まないのではないか。(第5回)
○ 現場でサポートに入ってくれている警察官にどのように協力してもらうのか、を考えることも必要。(第5回)

47