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社会・援護局(社会)[参考資料] (48 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/25syokan/03.html
出典情報 令和7年度厚生労働省各部局の概算要求
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外国人介護人材に対する相談窓口・巡回訪問の体制拡充
外国人介護人材受入促進のための情報発信の拡充

社会・援護局福祉基盤課
(内線)2894

令和7年度概算要求額 外国人介護人材受入・定着支援等事業 8.0億円の内数(5.6億円の内数)
外国人介護福祉士就労研修導入・指導事業 1.2億円(0.9億円) ※()内は前年度当初予算額

1 事業の目的


外国人介護人材が国内の介護現場において円滑に就労・定着できるよう、これまでも外国人介護人材の介護業務の悩み等に関する相談支援の実施、EPA介護福祉
士候補者や特定技能外国人の受入施設への巡回訪問等を実施している。また、日本の介護現場において就労を希望する外国人介護人材の受入れを促進するため、
海外で日本の介護をPRすること等により、外国人介護人材の確保に向けた取組を行っている。



「外国人介護人材の業務の在り方に関する検討会中間まとめ」において、国が行う取り組みとして、「巡回訪問等実施機関について、必要な体制強化を進めなが
ら、提出された書類に基づいて、受入事業者への巡回訪問等を行う」とされていることを等を踏まえ、訪問系サービスの従事に係る事業所要件の確認も含めた相
談窓口や巡回訪問の体制強化を行う。また、日本の介護現場に新たに来てもらうための対策として、日本から帰国した外国人介護労働者のネットワーク化を通じ
た外国人介護人材の帰国後に係るキャリアの見える化を図る。

2 事業の概要


「Japan Care Worker Guide」の運営 海外向けのオンラインセミナーの開催

外国人介護人材が国内の介護現場において円滑に就労・定着できるようにすることを目的として
以下の取り組みに加え、太字部分の取組を実施。

1.情報発信( WEBやSNS を含む)
➢介護分野の特定技能外国人の送り出し国や介護の就労希望者等に対し、日本の介護に関する情報等を広く発信する。
2.【拡充】日本から帰国した外国人介護労働者のネットワークの構築(外国人介護人材の帰国後に係るキャリアの見える化)
➢日本で就労経験のある帰国者(外国人介護労働者)を対象にした交流会の開催、帰国後の外国人の情報把握、帰国後介護に近い分野で活躍している外国人による
SNS等での情報発信などを通じて、海外からの人材獲得を図る。
3.相談支援の実施
➢外国人介護人材の介護業務の悩み等に関する相談支援を実施するため、電話・メール・SNS等により、適切に助言及び情報提供等ができる体制を整備。
必要に応じて対面による支援を実施。
【拡充】訪問系サービスの従事に係る事業所要件の確認も含めた相談窓口の体制を強化するため、相談窓口を担当する職員を増員する。
4.巡回訪問等の実施
➢EPA介護福祉士候補者及び特定技能外国人の受入施設への巡回訪問等を実施し、当該外国人の雇用に関する状況や介護サービスの提供状況、
当該外国人への支援の状況等の受入実態を把握するとともに、必要に応じて当該外国人や受入施設職員等へ助言を行う。
【拡充】訪問系サービスの従事に係る事業所要件の確認も含めた巡回訪問の体制を強化するため、巡回訪問を担当する職員を増員する。
5.その他の相談支援等
➢協議会等の開催支援、開催の周知、協議会等の入会、協議会等構成員名簿の作成・管理、協議会会員向けの情報発信等の業務支援を行う。

3 実施主体等
◆ 実施主体:民間団体 ◆ 補 助 率 :定額

◆主な対象経費:オンラインセミナー開催に向けた海外での事前準備・調整に係る費用、相談窓口・巡回訪問に係る人件費 など

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