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参考資料4 小児患者体験調査報告書 令和元年度調査 (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23374.html
出典情報 がん診療提供体制のあり方に関する検討会  小児がん拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループ(第1回  1/17)《厚生労働省》
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4) 集計
母集団は、2014 年および 2016 年にがん診療を行う小児がん拠点病院 15 施設、およびその他
の病院 385 施設で初回治療を受けた 18 歳以下の悪性腫瘍患者 4502 人とした。
対象年で 18 歳以下の悪性腫瘍患者を 1 例以上診療していたのは計 400 施設であったが、2014
年および 2016 年症例のいずれも年間症例 3 例以下であった 247 施設(内訳:[年間最大 3 例:28
施設]、[年間最大 2 例:53 施設]、[年間最大 1 例:166 施設])は除外した。対象とした 153 施設
中、56 施設が不参加を表明し、その結果、参加施設総数は 97 施設であった。最終的な参加施設
のリストは「Ⅵ.巻末資料 4.参加施設」に記す。発送数 2511 人、回収数は 1221 回答(回収率
48.6%)であったが、回答用紙の返送があった患者のうち、調査参加への同意の有無に関する質
問に無回答または不同意の表明があるもの 20 人を除外して集計を行った。よって、有効回答数
は 1201 人であった。なお、より詳細な回収数に関しては、
「Ⅵ.巻末資料 2.地域別、母集団の数、
調査票発送数、有効回答数」を参照されたい。がん登録で抽出されたがん患者であったが、「が
んではない」と回答した 172 人については、そのまま非がん患者として扱い、非がん患者を除
き、最終報告対象となったがん患者の人数は、1029 人であった。よって、本報告書における主
たる集計や考察は、小児がん患者、計 1029 人についてのものである。回答から、調査対象の条
件を満たすものを分母として算出した。平均年齢は、母集団 8.4 歳に対し、回収された調査票の
患者(以下「回答が得られた患者」という)は 7.8 歳との結果であった。
回答が得られた患者の年齢、性別、がん種、ステージ情報などの患者属性と、院内がん登録の
母集団情報とを比較したところ、大差なかったため、本調査の集計はウェイトを付けずに粗解析
値で行うこととした。

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