参考資料4 小児患者体験調査報告書 令和元年度調査 (83 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23374.html |
出典情報 | がん診療提供体制のあり方に関する検討会 小児がん拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループ(第1回 1/17)《厚生労働省》 |
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がん診断時の就学状況
問 35. 患者さんは、がんと診断された時、就学していましたか。
回答選択肢:{はい;いいえ}
対象(分母)
問 35
算出法(分子)
回答者全体
「はい」と回答した人の割合
50.6%
結果
<成人患者体験調査との比較>
小児調査で初めて設定された問いである。
<がん種別の結果>
「はい」と回答をした人は【造血器腫瘍患者】で 51.1%、【固形腫瘍患者(脳腫瘍を除く)】で
47.9%、【脳腫瘍患者】で 53.5%であった。3 群間で統計的検定をしたところ、有意差はなかっ
た (P=0.45)。
【問 35】
がん種
就学状況
全がん
造血器腫瘍
固形腫瘍
(脳腫瘍を除く)
脳腫瘍
はい
518
(50.6%)
245
(51.1%)
179
(47.9%)
68
(53.5%)
いいえ
506
(49.4%)
234
(48.9%)
195
(52.1%)
59
(46.5%)
1024
(100%)
479
(100%)
374
(100%)
127
(100%)
合計
問 35 への無回答(5 名)は除外。全がんには、がんの種類を無回答(問 8 へ無回答)の 44 名を含む。
【造血器腫瘍患者】と【脳腫瘍患者】では、患者ががんと診断された時「小学校」に就学してい
たと回答した人が最も多く(各々50.8%, 66.2%)、2 番目が「中学校」であった(各々24.8%, 22.1%)。
【固形腫瘍患者(脳腫瘍を除く)】でも最多は「小学校」の 34.5%であったが、2 番目は「高等学
校」の 31.1%であった。
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