参考資料4 小児患者体験調査報告書 令和元年度調査 (50 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23374.html |
出典情報 | がん診療提供体制のあり方に関する検討会 小児がん拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループ(第1回 1/17)《厚生労働省》 |
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説明・告知に関する相談
問 26. がんの治療が始まる前に、患者さん本人への告知の方法(誰から、どのように伝えるか、
あるいは伝えないべきかなど)について、誰かに相談できましたか。
回答選択肢:{相談できた;相談が必要だったが、できなかった;相談が必要かわからなかっ
た;相談を必要としなかった(患者さんが幼少である場合などを含む);わからない}
対象(分母)
問
26
算出法(分子)
「相談を必要としなかった」以外と回答した人
「相談できた」と回答した人の割合
76.3%
結果
<成人患者体験調査との比較>
小児調査で初めて設定された問いである。
<がん種別の結果>
「相談できた」と回答をした人は【造血器腫瘍患者】で 80.1%、【固形腫瘍患者(脳腫瘍を除
く)】で 70.2%、【脳腫瘍患者】で 80.4%であった。3 群間で統計的検定をしたところ、有意差
はなかった (P=0.07)。
本問の全回答者は、患者の年齢中央値が 7 歳(年齢幅:0 歳~18 歳)であったのに対し、本問の
分母から除外した、
「相談を必要としなかった」という回答の患者は、年齢中央値が 3 歳(年齢
幅:0 歳~18 歳)であった。
がん種
告知の相談
相談できた
相談が必要だったが、
できなかった
相談が必要か
わからなかった
わからない
合計
全がん
造血器腫瘍
固形腫瘍
(脳腫瘍を除く)
脳腫瘍
338
(76.3%)
185
(80.1%)
99
(70.2%)
37
(80.4%)
50
(11.3%)
19
(8.2%)
21
(14.9%)
6
(13.0%)
35
(7.9%)
16
(6.9%)
14
(9.9%)
3
(6.5%)
20
(4.5%)
11
(4.8%)
7
(5.0%)
0
(0%)
443
(100%)
231
(100%)
141
(100%)
46
(100%)
問 26 への無回答(13 名)、「相談を必要としなかった」と回答(573 名)した人は除外。全がんには、がんの
種類を無回答(問 8 へ無回答)の 25 名を含む。
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