よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料4 小児患者体験調査報告書 令和元年度調査 (27 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23374.html
出典情報 がん診療提供体制のあり方に関する検討会  小児がん拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループ(第1回  1/17)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

1. 治療に関する体験
診断・治療までに要した時間
初診から診断までが 1 ヶ月未満
問 10. なんらかの症状や検診で異常があって初めて病院・診療所を受診した日から、医師から
がんと説明(確定診断)されるまで、おおよそどのくらいの時間がかかりましたか。
回答選択肢:
{2 週間未満;2 週間以上 1 ヶ月未満;1 ヶ月以上 3 ヶ月未満;3 ヶ月以上 6 ヶ月未
満;6 ヶ月以上;わからない}

対象(分母)
問 10

結果

算出法(分子)
2 週間未満、2 週間以上 1 ヶ月未満と回

「わからない」以外と回答した人

答した人の割合

74.3%

<成人患者体験調査との比較>
成人調査において、同一の問いに対する結果は 71.5%であった。また 2 週間未満との回答は成人
調査の 42.8%に対して小児調査では 53.7%との結果であった。
<がん種別の結果>
初診から診断までの時間が 2 週間未満、または、2 週間以上 1 ヶ月未満であったと回答した人
は、【造血器腫瘍患者】で 78.4%、【固形腫瘍患者(脳腫瘍を除く)】で 70.5%、【脳腫瘍患者】で
71.7%であった。【造血器腫瘍患者】は【固形腫瘍患者(脳腫瘍を除く)】よりも統計的有意に高
かった(P<0.01)。
【固形腫瘍患者(脳腫瘍を除く)
】と【脳腫瘍患者】

【造血器腫瘍患者】と【脳
腫瘍患者】ではいずれも統計的有意差はなかった(各々P=0.80, P=0.11)。
また、2 週間未満と回答した人は、
【造血器腫瘍患者】で 60.1%、
【固形腫瘍患者(脳腫瘍を除く)】
で 46.1%、【脳腫瘍患者】で 53.5%であった。
【造血器腫瘍患者】は【固形腫瘍患者(脳腫瘍を除
く)
】よりも統計的有意に高かった(P<0.01)。
【固形腫瘍患者(脳腫瘍を除く)
】と【脳腫瘍患者】

【造血器腫瘍患者】と【脳腫瘍患者】ではいずれも統計的有意差はなかった(各々P=0.15, P=0.18)。

26