参考資料4 小児患者体験調査報告書 令和元年度調査 (52 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23374.html |
出典情報 | がん診療提供体制のあり方に関する検討会 小児がん拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループ(第1回 1/17)《厚生労働省》 |
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問 27. がんの治療が始まる前に、患者さん本人に病名は伝えられましたか。
回答選択肢:{伝えた;伝えなかった;わからない}
対象(分母)
問
27
算出法(分子)
回答者全体
「伝えた」と回答した人の割合
52.7%
結果
<成人患者体験調査との比較>
小児調査で初めて設定された問いである。
<がん種別の結果>
「伝えた」と回答をした人は【造血器腫瘍患者】で 53.1%、【固形腫瘍患者(脳腫瘍を除く)】
で 51.1%、【脳腫瘍患者】で 53.6%であった。3 群間で統計的検定をしたところ、有意差はなか
った (P=0.81)。
本問の全回答者は、患者の年齢中央値が 7 歳(年齢幅:0 歳~18 歳)であったのに対し、「伝えな
かった」という回答の患者は、年齢中央値が 3 歳(年齢幅:0 歳~18 歳)であった。
がん種
告知の有無
全がん
造血器腫瘍
固形腫瘍
(脳腫瘍を除く)
脳腫瘍
伝えた
531
(52.7%)
254
(53.1%)
185
(51.1%)
67
(53.6%)
伝えなかった
456
(45.3%)
217
(45.4%)
165
(45.6%)
58
(46.4%)
20
(2.0%)
7
(1.5%)
12
(3.3%)
0
1007
(100%)
478
(100%)
362
(100%)
125
わからない
合計
(0%)
(100%)
問 27 への無回答(22 名)は除外。全がんには、がんの種類を無回答(問 8 へ無回答)の 42 名を含む。
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