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参考資料4 小児患者体験調査報告書 令和元年度調査 (72 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23374.html
出典情報 がん診療提供体制のあり方に関する検討会  小児がん拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループ(第1回  1/17)《厚生労働省》
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相談支援
療養に関する相談
問 21. がんと診断されてから、相談を必要とした時に、病気のことや療養生活に関して誰かに
相談できましたか。
回答選択肢:{相談できた;相談が必要だったが、できなかった;相談を必要としなかった}

対象(分母)
問 21

算出法(分子)

回答者全体

「相談できた」と回答した人の割合

91.4%

結果
具体的な相談相手は次頁の表参照。

<成人患者体験調査との比較>
成人調査において、同一の問いに対する結果は 76.3%であった。
また、成人調査において、「誰に相談しましたか」という問いに対する結果は、「自分の家族」
69.8%、「主治医」 66.9%、
「友人」13.2%、「看護師」9.9%、「医師、看護師以外の医療スタッフ」
7.4%、
「がん相談支援センターの担当者」3.9%、
「他のがん患者(患者団体を含む)
」3.0%、
「イン
ターネットの相談(質問)サイト」1.8%、「その他」1.5%であった。
<がん種別の結果>
「相談できた」と回答をした人は【造血器腫瘍患者】で 93.3%、【固形腫瘍患者(脳腫瘍を除
く)】で 89.1%、【脳腫瘍患者】で 91.4%であった。3 群間で統計的検定をしたところ、有意差は
なかった (P=0.08)。
また、
「相談を必要としなかった」と回答した人を除外し、相談が必要な人に分母を絞って解析
を行ったところ、「相談できた」と回答した人は、【造血器腫瘍患者】で 96.2%、【固形腫瘍患者
(脳腫瘍を除く)】で 93.6%、【脳腫瘍患者】で 94.4%であった。3 群間で統計的検定をしたとこ
ろ、有意差はなかった (P=0.22)。
がん種
療養の相談
相談できた

全がん

造血器腫瘍

固形腫瘍
(脳腫瘍を除く)

940

(91.4%)

449

(93.3%)

334

(89.1%)

相談が必要だったが、
できなかった

50

(4.9%)

18

(3.7%)

23

相談を必要としなかった

38

(3.7%)

14

(2.9%)

1028

(100%)

481

(100%)

合計

脳腫瘍
117

(91.4%)

(6.1%)

7

(5.5%)

18

(4.8%)

4

(3.1%)

375

(100%)

128

(100%)

問 21 への無回答(1 名)は除外。全がんには、がんの種類を無回答(問 8 へ無回答)の 44 名を含む。

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