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施策集 (11 ページ)

公開元URL https://www.digital.go.jp/policies/priority-policy-program/#document
出典情報 デジタル社会の実現に向けた重点計画(6/7)《デジタル庁》
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Ⅲ.サイバーセキュリティ等の安全・安心の確保
[No.3-1] データ連携基盤を支えるサイバーセキュリティ対策
・ Society 5.0の産業社会において求められるセキュリティ対策の全体像を整理した
「サイバー・フィジカル・セキュリティ対策フレームワーク」
(以下「CPSF」という。)
を平成31年(2019年)4月に策定。
・ CPSFを各産業分野に展開し、産業分野別のセキュリティガイドライン策定を推進す
る。また、産業横断的な対策が求められる分野に関しても、IoT機器等を活用して制
御系システムを含めた拠点の無人化等の推進が見込まれる中、フィジカル・サイバ
ー間を繋(つな)げる機器・システムにおけるカテゴライズ及びセキュリティ・セー
フティ要求の検討に資する「IoTセキュリティ・セーフティ・フレームワーク」を令
和2年(2020年)11月に策定するとともに、データそのものの信頼性確保の手法等に
ついて検討し、
「データによる価値創造(Value Creation)を促進するための新たな
データマネジメントの在り方とそれを実現するためのフレームワーク」の策定を目
指す。
・ これにより、IoTの進展等によってデータを含めあらゆるものが繋 (つな)がる
Society 5.0の実現に求められるセキュリティの確保や製品・サービスのセキュリテ
ィ品質を差別化要因にまで高めることによる競争力の強化を図る。
KPI(進捗): CPSFに基づいて策定された、産業分野別セキュリティガイドラインの策
定数
KPI(効果): 策定されたガイドライン等に沿った対策の実施やその確認の仕組みを導
入し、セキュリティ対策を実施した産業分野数
[No.3-2] セキュリティ標準の策定
・ ITU-T SG17においてIoTセキュリティガイドラインをベースとした勧告案の検討を、
ISO/IEC JTC1/SC27、SC41においてIoTセキュリティガイドラインをベースとした規
格案の検討を、それぞれ進めている。ITU-T/IEC JTC1/SC41においては令和3年度
(2021年度)に規格を策定済みであり、ISO/IEC JTC1/SC27においては、令和4年度
(2022年度)以降の規格案の確定を目標としている。
KPI(進捗): ・ ITU-T SG17における勧告案の確定(令和4年度(2022年度)以降)
・ ISO/IEC JTC1/SC27、SC41における規格案の策定
KPI(効果): ・ 国際標準獲得
[No.3-3] サイバーセキュリティお助け隊の構築
・ 経済産業省では、損保会社、ITベンダーや地元の団体等と連携して、中小企業を対象
に相談窓口を設定し、必要に応じて駆けつけ支援を行うサイバーセキュリティお助
け隊の構築を目指し、令和元年度(2019年度)から令和2年度(2020年度)まで地域
実証を実施した。実証事業で得られた知見及びサプライチェーン・サイバーセキュ
リティ・コンソーシアム(SC3)中小企業対策強化WGにおける議論等に基づき、IPAに
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