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施策集 (72 ページ)

公開元URL https://www.digital.go.jp/policies/priority-policy-program/#document
出典情報 デジタル社会の実現に向けた重点計画(6/7)《デジタル庁》
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・ IoT社会の到来により急増した情報を効率的に活用するためには、従来のサーバ集約
型のクラウドコンピューティングに加えて、ネットワークのエッジ側で中心的な情
報処理を行うエッジコンピューティングにより、情報処理の分散化を実現すること
が不可欠である。
・ 本事業では、エッジ側で動作する超低消費電力コンピューティングや、新原理によ
り高速化と低消費電力化を両立する次世代コンピューティング(量子コンピュータ、
脳型コンピュータ等)等の実現に向けて、ハードとソフトの一体的な技術開発を実
施する。
・ これにより、ポストムーア時代における我が国情報産業の競争力強化、再興を目指
す。
KPI(進捗): <革新的AIエッジコンピューティング技術の開発>
令和4年度(2022年度)において、従来比10倍以上の消費電力性能を実現
する技術を確立
<次世代コンピューティング技術の開発>
令和9年度(2027年度)において、従来比100倍以上の消費電力性能を実
現する技術を確立
<エッジ領域におけるヘテロジニアスデバイスのための技術開発>
令和6年度(2024年度)において、従来比10倍の電力効率向上を実現する
技術を確立
KPI(効果): 令和19年度(2037年度)において約3,275万t/年のCO2削減
[No.9-33] リモートセンシング技術のユーザー最適型データ提供に関する要素技術の
研究開発
・ 我が国では、年間2兆円を超える水災害による被害が発生しており、特に近年のゲ
リラ豪雨では、急激な河川の増水や道路冠水等により甚大な人的・物的被害が発生
している。これら被害を最小限にするためには、発災の兆候をいち早く観測・分析す
る必要がある。
・ 高性能レーダーにより降雨等の情報を高精細に観測可能なリモートセンシング技術
は、豪雨災害予防等の防災・減災分野での導入が見込まれるものの、その観測データ
量が膨大であるためリアルタイムのデータ伝送に課題を有していることから、デー
タの圧縮・復元技術に関する研究開発を実施する。
・ 本施策により、平時はもとより災害時等の限られた通信環境下にあっても、間断無
くリアルタイムにデータ提供が行え、激甚化する災害被害の低減に向けた環境を構
築することができる。
KPI(進捗): リモートセンシングデータの活用が見込まれる機関等が期待するデータ
を、3段階(※)の伝送容量内で適切に伝送するため、AI等を用いたデー
タ圧縮・復元技術を確立する。
※100Mbps(光回線)、10Mbps(携帯電話回線)、400kbps(衛星通信回線)
の3段階

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