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参考資料 4 (22 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20221129/index.html
出典情報 財政制度等審議会 令和5年度予算の編成等に関する建議(11/29)《財務省》
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資料Ⅱ-6-4

肥料等の生産資材の輸入依存

○ 化学肥料原料については、国内での自給が困難であり、特定の国への依存度が高く、ほぼ全量を輸入に依存。
国際価格は、燃油価格も含め、ウクライナ情勢等により、高い水準で推移。
○ 調達途絶によるリスクも考慮し、「みどりの食料システム戦略」を踏まえた化学肥料使用量(2030年▲20%、
2050年▲30%)の一層の低減、下水汚泥・堆肥等の未利用国内資源の有効活用、化学肥料原料の調達
先国の転換・多様化、不測時に最低限度必要となる品目・量の備蓄等の検討が必要。
肥料原料の自給・輸入の状況(2021肥料年度)
※ 肥料年度(7月~6月)

種類

自給状況

尿素

約5%

りん安
(リン酸アンモニウム)

ほぼ全量を輸入

塩化加里
(塩化カリウム)

ほぼ全量を輸入

国際価格の動向
(出所)財務省「貿易統計」等を基に作成

(千円/t)

【肥料原料】
【肥料原料】

180.0
160.0

尿素

2022年8月

【原油・A重油】

りん安

140.0

塩化加里

120.0
100.0
80.0
60.0
40.0
20.0
0.0
20
07

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08

20
09

20
10

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19

(注)農林水産省調べ
財務省貿易統計における各原料の輸入額を輸入量で除して算出。
ただし、月当たりの輸入量が5,000t以下の月は前月の価格を表記。

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(出所)農林水産省「農業物価統計調査」、International Monetary Fund、Organization of the Petroleum Exporting Countries