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参考資料 4 (55 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20221129/index.html
出典情報 財政制度等審議会 令和5年度予算の編成等に関する建議(11/29)《財務省》
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資料Ⅱ-9-10

国際機関等(マルチ)への拠出のメリハリ付け

◯ 外務省は国際機関等への拠出金等に対する評価を毎年実施しているが、総合評価は結果がほぼ全てB(標準)
以上となっている上、金額の大きな拠出への評価はA以上に偏っており、メリハリ付けに資する取組に改善していく必要。
◯ 邦人職員数等に関する評価は、3分の1以上が評価自体を実施しておらず、また、s評価でも邦人割合が低いと
いった例がみられるが、限られたリソースの中、日本の政策・外交課題への貢献はもちろんのこと、拠出率に見合った
人的プレゼンスの発揮や日本企業の調達確保など日本への裨益が得られるよう、任意拠出金を戦略的に活用すべき。
国際機関等への拠出金等に対する評価(令和4年度評価・当初予算額)
<総合評価>
<日本人職員・ポストの状況等に関する評価>
各評価ごとの件数と拠出総額
評価の割合(件数) ⇒ 日本人職員・ポストの評価を実施
36.5%
総合評価
S
A
B
C
D
していない拠出金が3分の1以上。

件数
2
29
53
1
0
0.01
拠出金総額(億円)
105 213
20
⇒ C評価は1件のみで拠出額も小さく、D評価はゼロ。

評価と予算額の分布
(億円)
1億円以上の拠出金
最大値
73.9
80.0
69.6
の評価の割合
70.0
S
52.4平均値
60.0
B
7%
50.0
21%
A
40.0
72%
35.3
30.0
最小値
20.0
最大値
7.4
10.0
0.4 2.6 0.01
0
0.0
0.2
0.004
S

A

B

最大・最小の幅

C

D

平均値

(出所)外務省「令和4年度 国際機関等への拠出金等に対する評価シート」により作成。
(注) 総合評価はS, A+,A,A-,B+,B,B-,C,Dの9段階。A+~A-はA評価に、B+~B-はB評価
に含めて集計。

N/A

s7

a8

31
d0

b 33
c6

評価対象としない理由の例:
・個別のプロジェクトに対する拠出であるため。
・全体の職員数が少ないため。
・日本が加盟国となっていない機関のため。

最高評価sの例と邦人職員の割合
拠出金

金額
(億円)

10.4% (2位)

53

1,154

4.6

64

2,532

2.5

35.3

77

4,135

1.9

3%(4位)

1.5

33

20,867

0.2

2.6%(9位)

ユネスコ拠出金

3.2

・UNDP(国際連合開発計画)
拠出金(コア・ファンド)
・日・UNDPパートナーシップ基金

69.6

国連難民高等弁務官事務所
(UNHCR)拠出金
赤十字国際委員会
(ICRC)拠出金

邦人

邦人割合 【参考】
職員数 職員数 (%) 日本の拠出率

1.9

※分担金割合

10% (4位)
※コア予算への
拠出率

⇒ 外務省の評価は邦人職員数の水準ではなく増減を見ており、
s評価でありながら邦人職員割合が僅か0.2%のものも。