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参考資料 4 (9 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20221129/index.html |
出典情報 | 財政制度等審議会 令和5年度予算の編成等に関する建議(11/29)《財務省》 |
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国土強靱化の評価指標について
資料Ⅱ-5-9
○ 5か年加速化対策については、対策ごとに中長期的な達成目標(KPI)を設けた上で、令和7年度までの達
成目標を立てて取り組んでいるところ、目標については、いわゆるアウトプット目標にとどまっている。
○ 災害による被害低減効果といったアウトカムを測定できなければ、ソフト対策の意義も含め、加速化対策の効果を客観
的、総合的に評価できない。これまでもアウトカム指標の重要性について指摘されてきたところであり、発展著しい計算技
術等の先端技術を活用しつつ、適切な評価手法と指標を検討するべき。
5か年加速化対策の主な中長期目標
(アウトプット目標)
■ 流域治水対策(海岸)
・ 災害リスクが高い沿岸域における安全性向上を図る津波・高潮対
策に必要な海岸堤防等(延長約2,700km)の整備率
中長期の目標:100%(達成年次前倒し:令和32→22年度)
■ 高規格道路のミッシングリンク解消及び4車線化等
・ 高規格道路(有料)の4車線化優先整備区間(約880km)
の事業着手率
中長期の目標:100%(達成年次にかかる記載なし)
国土強靱化の指標に関する指摘
KPIは施策を進めたことにより、強靱化がどこまで進んだかという視
点が必要。しかし、現在のKPIはハード事業に関係するアウトプット
指標が多いが、どれだけ強靱化したのかがわかるのはアウトカム指標で
ある。(平成27年12月15日(火)第23回ナショナル・レジリエンス懇
談会における中林一樹委員発言)
先端技術を活用した治水効果の可視化(イメージ)
予測降雨・気候変動予測データ
実績降雨
(防災・減災、国土強靱化との関係が明確でない目標)
■ グリーンインフラを活用した防災・減災対策
・ 全国の主要都市(30都市)における防災・減災に資するグリーン
インフラの取組み実施率 中長期目標:100%(令和11→8年
度)
(その他)
■ 指定管理鳥獣捕獲等に関する対策
・ ニホンジカの生息数
中長期の目標:約120万頭
3次元地形データ
地質・土壌情報
土地利用情報
想定雨量、河川整備、
地形データ等様々なデー
タを活用し、豪雨時の被
害低減効果を客観的に評
価可能な形で示すことが
できるのではないか。
また、ソフト対策の効果
を可視化することも可能と
なるのではないか。
流域対策
河川対策
(出所)国土交通省資料「流域治水デジタルテス
トベッドの整備」を参考
資料Ⅱ-5-9
○ 5か年加速化対策については、対策ごとに中長期的な達成目標(KPI)を設けた上で、令和7年度までの達
成目標を立てて取り組んでいるところ、目標については、いわゆるアウトプット目標にとどまっている。
○ 災害による被害低減効果といったアウトカムを測定できなければ、ソフト対策の意義も含め、加速化対策の効果を客観
的、総合的に評価できない。これまでもアウトカム指標の重要性について指摘されてきたところであり、発展著しい計算技
術等の先端技術を活用しつつ、適切な評価手法と指標を検討するべき。
5か年加速化対策の主な中長期目標
(アウトプット目標)
■ 流域治水対策(海岸)
・ 災害リスクが高い沿岸域における安全性向上を図る津波・高潮対
策に必要な海岸堤防等(延長約2,700km)の整備率
中長期の目標:100%(達成年次前倒し:令和32→22年度)
■ 高規格道路のミッシングリンク解消及び4車線化等
・ 高規格道路(有料)の4車線化優先整備区間(約880km)
の事業着手率
中長期の目標:100%(達成年次にかかる記載なし)
国土強靱化の指標に関する指摘
KPIは施策を進めたことにより、強靱化がどこまで進んだかという視
点が必要。しかし、現在のKPIはハード事業に関係するアウトプット
指標が多いが、どれだけ強靱化したのかがわかるのはアウトカム指標で
ある。(平成27年12月15日(火)第23回ナショナル・レジリエンス懇
談会における中林一樹委員発言)
先端技術を活用した治水効果の可視化(イメージ)
予測降雨・気候変動予測データ
実績降雨
(防災・減災、国土強靱化との関係が明確でない目標)
■ グリーンインフラを活用した防災・減災対策
・ 全国の主要都市(30都市)における防災・減災に資するグリーン
インフラの取組み実施率 中長期目標:100%(令和11→8年
度)
(その他)
■ 指定管理鳥獣捕獲等に関する対策
・ ニホンジカの生息数
中長期の目標:約120万頭
3次元地形データ
地質・土壌情報
土地利用情報
想定雨量、河川整備、
地形データ等様々なデー
タを活用し、豪雨時の被
害低減効果を客観的に評
価可能な形で示すことが
できるのではないか。
また、ソフト対策の効果
を可視化することも可能と
なるのではないか。
流域対策
河川対策
(出所)国土交通省資料「流域治水デジタルテス
トベッドの整備」を参考