資金繰り支援

資料Ⅱ－８－５

○ 無利子・無担保融資を長期間継続することは、安易な借入を誘引し、経営規律の阻害につながるおそれがあること
から、資金需要が一巡している中、本年9月末に終了。
○ 他方、民間金融機関の貸出に対する100％保証（セーフティネット保証４号）は継続しているが、金融機関によ
る貸出先企業へのモニタリング・経営支援を弱めるおそれがあり、今後の状況を踏まえた適時の見直しが必要。
○ 今後、無利子・無担保融資等の返済時期を迎える者が計画的に返済できるよう、地域金融機関や全国の信用保
証協会、中小企業活性化協議会、認定支援機関などによるリスケ・事業再生・事業再構築などのサポートが重要。
◆中小企業向け貸出状況（前年同月差）

◆中小企業活性化協議会による事業再生支援

35 （兆円）
プロパー融資
30
25

保証付き融資

20
15

公庫融資

（令和４年度当初予算：約97億円）
①窓口相談
・面談等を通じ、経営上の問題点や課題を抽出

10
5
0
2019年4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
20年1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
21年1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
22年1月
2月
3月
4月

-5

（出所）日本銀行、日本政策金融公庫、全国信用保証協会連合会
（注）「プロパー融資」は、信用保証のない民間金融機関による貸出。「保証付き融資」は、信用保証のあ
る民間金融機関による貸出。「公庫融資」は、日本政策金融公庫による貸出。

◆借入金に関する返済見通し（2022年２月・８月）
2022年2月

③金融機関との調整
・再生計画について、金融機関からの同意取りまとめ

◆中小企業活性化協議会での再生支援実績
6,000（件）

3.3%

5.5%

76.4%

14.8%
3.5%

８月

②再生計画策定支援
・企業概要把握：財務精査・事業精査（デューデリジェンス）
・事業計画策定：事業計画の策定を支援
・金融支援策策定：債権者と支援内容を協議
・再生計画の策定：事業計画に金融支援策を盛り込む

4.9%

79.1%

12.5%

5,000

窓口相談対応件数
再生計画策定支援件数

4,000
3,000
2,000

0%

20%

コロナ前も現在も問題ない
コロナ前は問題なし、現在は懸念あり

40%

60%

80%

100%

コロナ前は懸念あり、現在は問題なし
コロナ前も現在も懸念あり

（出所）東京商工リサーチ「「新型コロナウイルスに関するアンケート」調査」（2022年２月及び８月）により作成。
（注）資本金１億円未満企業

1,000
0
03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21

（出所）中小企業活性化協議会

年度