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参考資料 4 (25 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20221129/index.html
出典情報 財政制度等審議会 令和5年度予算の編成等に関する建議(11/29)《財務省》
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資料Ⅱ-6-7

水田活用の直接支払交付金をめぐる状況

○ 「水田活用の直接支払交付金」による主食用米からの転作支援の交付金単価は、主食用米との所得差が生じ
ないようにすることを基本に設定され、特に飼料用米の作付へのインセンティブが高い状況。
○ また、転換作物としての小麦や大豆については、畑作物の直接支払交付金(ゲタ対策)に加えて、本交付金に
よる支援を受けており、同じ作物を畑地で栽培する場合(ゲタ対策のみ)に比べ手厚い支援がなされている。
○ 米価の変動によるところもあるが、主食用米との所得差が乖離している状況を踏まえ、需要に見合った農産物
の生産に資するよう、交付金単価の見直しが必要。また、主食用以外の米については、生産性の向上や農地の
有効活用などのためにも、多収品種・直播栽培の導入状況により、交付金単価に差を設ける検討が必要。
主食用米・転作作物の所得比較(令和4年度)

水田活用の直接支払交付金(令和4年度)の概要

(単位:千円/10a)

1.国が全国共通の単価を設定する枠(戦略作物助成)
対象作物

転作作物

交付単価

飼料用米、米粉用米

主食用米

収量に応じ、5.5万円~10.5万円/10a

WCS用稲(稲発酵粗飼料)

8.0万円/10a

加工用米

2.0万円/10a

2.地域ごとに単価を設定できる枠(産地交付金)
対象作物・取組内容

2万円/10a

新市場開拓用米の複数年契約

1万円/10a

飼料用米・米粉用米の複数年契約
(令和2年・3年産の契約継続分)

支援メニュー
① 高収益作物定着促進支援
② 高収益作物畑地化支援
③ 子実用とうもろこし支援

交付単価

1万円 /10a

30

99













販売
収入




50




26





2万円(3万円*)/10a×5年間 (②とセット)
*加工・業務用野菜等の場合
17.5 万円/10a
(その他の転換作物に係る畑地化は 10.5万円/10a )

大豆

小麦

(118)




13

0.6万円/10a

3.高収益作物による畑地化等の支援

新市場
開拓用米

(111)




交付単価

そば・なたね、新市場開拓用米、地力増進作物の作付け(基幹作)

飼料用米
(多収)

(141)
(112)

3.5万円/10a
(多年生牧草について収穫のみを行う年は1万円/10a)

麦、大豆、飼料作物

飼料用米
(標準単収)







47

120

(95)




48







41

(96)




49

95

112




85





16









91

89





21

(注)水田交付金は、戦略作物助成、産地交付金(複数年加算含む)

71





47

40





14

45























28




47






23