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参考資料3-2 (29 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32513.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第74回 4/12)《厚生労働省》
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対象:医師、歯科医師、薬剤師以外の医療関係者、医療関係者以外の医療機関で働く者37


卒後導入研修における感染予防・管理(IPC)等に関する研修プログラムの開発、充実

■ 生涯教育
対象:医療関係者、医療関係者以外の医療機関で働く者、獣医療関係者、畜水産・農業関係者


生涯教育研修における感染予防・管理(IPC)(手指消毒の重要性など)、抗微生物剤の適正
使用(AMS)等に関する研修プログラムの実施の継続、充実



新たに医療関係者を対象とした薬剤感受性表(アンチバイオグラム)等を活用した教育プロ
グラムの周知をすることによる適切な抗菌薬投与の推進



学会を含む関連団体への研修プログラムの活用・研修強化についての働きかけ



感染症教育専門家ネットワーク(「感染症教育コンソーシアム」38)を通じた教育研修の支援の
推進



家畜生産者、養殖業者、飼料製造業者等を対象とした講習会・研修会の実施、都道府県等
を通じた獣医療現場及び生産現場での普及啓発・指導の徹底

対象:自治体担当者


専門教育研修における薬剤耐性感染症(ARI)の集団発生等に関するプログラムの実施の継
続、充実(戦略 3.3 と連携)



研修プログラムの活用・研修強化についての働きかけ



講習会・研修会の充実(戦略 3.3 参照)

■ 専門教育
対象:感染症に関する医療領域の団体・学会、資格認定機関等による認定資格39を有する者又は
資格取得を目指す者


薬剤耐性(AMR)等に関する研修履修を認定・更新要件へ追加することについての、当該資
格の関係団体への働きかけ



病院内における実地疫学(病院疫学)に関する研修の提供体制の強化 (戦略 2.1、戦略 3.3
と連携)

37

医療機関で従事し、直接患者や患者の体液等と接する機会がある看護助手、健康運動指導士、診療情報管理士、医療
事務員、医師事務作業補助者、臨床研究コーディネーター、リネンキーパー、清掃員、警備員等の職種
38
感染症に関する教育を行うことができる人材を集めた専門領域(医療、動物、食品、感染予防・管理、抗微生物剤の適正
使用等)の枠を越えたネットワーク。薬剤耐性(AMR)について教育・研修を提供できる人材は限られているため、教育・研修
活動のための教育ツールの開発や人材育成を行う。
39
感染予防・管理に関する認定資格: インフェクションコントロールドクター(ICD協議会)、感染症看護専門看護師・感染
管理認定看護師(日本看護協会)、感染制御専門薬剤師・認定薬剤師(日本病院薬剤師会)、感染制御認定臨床微生物検
査技師(日本臨床微生物学会)、院内感染予防対策認定医・歯科衛生士(日本口腔感染症学会)、滅菌技士(日本医療機
器学会)等の民間資格
感染症診療に関する学会認定資格: 感染症専門医(日本感染症学会)、抗菌化学療法認定医・指導医(日本化学療法学
会)、抗菌化学療法認定歯科医・指導医(日本化学療法学会)、抗菌化学療法認定薬剤師(日本化学療法学会)、外来抗感
染症薬認定薬剤師(日本化学療法学会)、薬物療法専門薬剤師(日本医療薬学会)、地域薬学ケア専門薬剤師(日本医療
薬学会)

薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン(2023-2027) | 29