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参考資料3-2 (81 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32513.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第74回 4/12)《厚生労働省》
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また、抗菌薬の供給不足が世界中で発生しており、日本においても 2019 年のセファゾリン注射
薬の供給の課題など、大規模な抗菌薬の供給不足が発生している。抗微生物薬の適正使用
(AMS)を推進し、薬剤耐性(AMR)の更なる拡大を抑制するためにも抗菌薬の安定供給は重要な
課題であり、新たな抗菌薬の研究開発の促進に加え、抗微生物剤の安定供給を維持するための
方策が求められている。

方針



市場インセンティブなどの薬剤耐性菌の治療薬を確保するための具体的な手法を検討し、導入
する。
抗微生物剤の安定供給の維持を推進する。

取組
■ 新たな抗微生物薬の研究開発の推進


ヒトにおける薬剤耐性感染症(ARI)の治療に資する新しい機序の抗微生物薬の研究開発の
推進(戦略 5.4 参照)

■ 抗微生物薬市場における市場インセンティブの仕組みの導入


「抗菌薬確保支援事業」による新たな抗微生物薬に対する市場インセンティブの仕組みの導
入(戦略 5.4 参照)



薬剤耐性感染症(ARI)治療薬の優先審査制度の継続(戦略 5.4 参照)

■ 原料等の国内生産推進等による抗菌薬の安定供給の強化


原薬等の海外依存度が高い抗菌薬等の医薬品のサプライチェーンの強靱化を図り、我が国
における安定供給体制を整備するため、「医薬品安定供給支援事業」の実施

関係府省庁・機関
厚生労働省、医薬品医療機器総合機構、国立国際医療研究センター、日本医療研究開発機構

評価指標
・ 新規抗微生物薬の開発数・承認数

薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン(2023-2027) | 81