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参考資料3-2 (91 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32513.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 感染症部会(第74回 4/12)《厚生労働省》 |
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動物に関して
1.
2027 年までに大腸菌のテトラサイクリン耐性率159を、牛は 20%以下、豚は 50%以下、鶏は 45%
以下に低下させる。
2.
2027 年までに大腸菌の第3世代セファロスポリン耐性率160を、牛は1%以下、豚は1%以下、鶏は
5%以下に低下させる。
3.
2027 年までに大腸菌のフルオロキノロン耐性率161を、牛は1%以下、豚は2%以下、鶏は 15%以
下に低下させる。
4.
2027 年までに畜産分野の動物用抗菌剤の全使用量162を 2020 年の水準から 15%削減する。
5.
2027 年の畜産分野の第二次選択薬(第3世代セファロスポリン、15 員環マクロライド(ツラスロマイ
シン、ガミスロマイシン)、フルオロキノロン、コリスチン)の全使用量163を 27t 以下に抑える。
159
テトラサイクリンは、家畜において最も多く使用されている抗菌剤であるため、家畜での抗菌剤の使用状況を反映するもの
であるとして薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン(2016-2020)より設定している。本アクションプランでは、継続性の観点か
ら引き続き設定する。また、耐性状況や衛生管理は畜種ごとで異なり、課題への対応の成果の指標とするため、本アクション
プランでは畜種別に設定する。なお、目標値は、と畜場及び食鳥処理場での採材が開始された 2012 年から 2020 年までの
数値を基に、2021 年から 2027 年までの傾向値を単回帰直線で算出し、2027 年にかけて上昇傾向を示す場合は、2016 年
から 2020 年までの間に得られた最小値を、下降傾向を示す場合は 2027 年の傾向値を参考に設定している。
160
第3世代セファロスポリンは、ヒト医療上重要な抗菌剤であり、家畜においては第二次選択薬として使用されている。この
ため、家畜における監視の必要性があるものとして薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン(2016-2020)より設定している。薬
剤耐性(AMR)対策アクションプラン(2016-2020)で設定した目標値(G7各国と同水準を維持)は達成しているが、継続性の
観点から引き続き設定する。また、耐性状況や衛生管理は畜種ごとで異なり、課題への対応の成果の指標とするため、本ア
クションプランでは畜種別に設定する。なお、目標値は、と畜場及び食鳥処理場での採材が開始された 2012 年から 2027 年
までの傾向値を単回帰直線で算出し、2027 年にかけて上昇傾向を示す場合は、2016 年から 2020 年までの間に得られた最
小値(0%の場合は 2016 年から 2020 年までの数値の平均値)を、下降傾向を示す場合は 2027 年の傾向値の半分を参考に
設定している。
161
フルオロキノロンは、ヒト医療上重要な抗菌剤であり、家畜においては第二次選択薬として使用されている。このため、家
畜における監視の必要性があるものとして薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン(2016-2020)より設定している。薬剤耐性
(AMR)対策アクションプラン(2016-2020)で設定した目標値(G7各国と同水準を維持)は達成しているが、継続性の観点か
ら引き続き設定する。また、耐性状況や衛生管理は畜種ごとで異なり、課題への対応の成果の指標とするため、本アクション
プランでは畜種別に設定する。なお、目標値は、と畜場及び食鳥処理場での採材が開始された 2012 年から 2027 年までの
傾向値を単回帰直線で算出し、2027 年にかけて上昇傾向を示す場合は、2016 年から 2020 年までの間に得られた最小値
(0%の場合は 2016 年から 2020 年までの数値の平均値)を、下降又は横ばい傾向を示す場合は 2027 年の傾向値の半分を
参考に設定している。
162
抗菌剤は、疾病の流行に応じて使用するもので、指標は抗菌剤の適正使用の結果を示すものとの観点から、薬剤耐性
(AMR)対策アクションプラン(2016-2020)では設定していない。抗菌剤は家畜の細菌感染症治療において重要な資材であ
り、将来にわたり、必要な時に使用し、求める効果が得られる状況を整備しておくことが必要であることと、近年、EU 等では使
用量(販売量)を削減するための施策を進める中で、他国と比較して、我が国の動物用抗菌剤使用量(販売量)が多いことは、
農業分野全体のイメージダウンや消費者からの信頼低下につながる懸念がある。このような観点から、今般新たに畜産分野
の動物用抗菌剤の使用量(販売量)を成果指標として設定する。なお、目標値は、牛・鶏での適正使用を推進した場合に削
減可能な量として算出した値と豚での薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン(2016-2020)で達成した削減量を基に算出した
値の和を参考に設定している。
163
動物用抗菌剤のうち、ヒト医療上重要な抗菌剤を第二次選択薬として指定している。第二次選択薬は第一次選択薬での
治療が無効な場合にのみ使用するもので、現在は必要最小限の量と考えられる。今般新たに使用量(販売量)全体を削減
することで第二次選択薬の多用を招くことがないよう、現時点の数量を増加させないこととして目標値に設定する。
薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン(2023-2027) | 91
1.
2027 年までに大腸菌のテトラサイクリン耐性率159を、牛は 20%以下、豚は 50%以下、鶏は 45%
以下に低下させる。
2.
2027 年までに大腸菌の第3世代セファロスポリン耐性率160を、牛は1%以下、豚は1%以下、鶏は
5%以下に低下させる。
3.
2027 年までに大腸菌のフルオロキノロン耐性率161を、牛は1%以下、豚は2%以下、鶏は 15%以
下に低下させる。
4.
2027 年までに畜産分野の動物用抗菌剤の全使用量162を 2020 年の水準から 15%削減する。
5.
2027 年の畜産分野の第二次選択薬(第3世代セファロスポリン、15 員環マクロライド(ツラスロマイ
シン、ガミスロマイシン)、フルオロキノロン、コリスチン)の全使用量163を 27t 以下に抑える。
159
テトラサイクリンは、家畜において最も多く使用されている抗菌剤であるため、家畜での抗菌剤の使用状況を反映するもの
であるとして薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン(2016-2020)より設定している。本アクションプランでは、継続性の観点か
ら引き続き設定する。また、耐性状況や衛生管理は畜種ごとで異なり、課題への対応の成果の指標とするため、本アクション
プランでは畜種別に設定する。なお、目標値は、と畜場及び食鳥処理場での採材が開始された 2012 年から 2020 年までの
数値を基に、2021 年から 2027 年までの傾向値を単回帰直線で算出し、2027 年にかけて上昇傾向を示す場合は、2016 年
から 2020 年までの間に得られた最小値を、下降傾向を示す場合は 2027 年の傾向値を参考に設定している。
160
第3世代セファロスポリンは、ヒト医療上重要な抗菌剤であり、家畜においては第二次選択薬として使用されている。この
ため、家畜における監視の必要性があるものとして薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン(2016-2020)より設定している。薬
剤耐性(AMR)対策アクションプラン(2016-2020)で設定した目標値(G7各国と同水準を維持)は達成しているが、継続性の
観点から引き続き設定する。また、耐性状況や衛生管理は畜種ごとで異なり、課題への対応の成果の指標とするため、本ア
クションプランでは畜種別に設定する。なお、目標値は、と畜場及び食鳥処理場での採材が開始された 2012 年から 2027 年
までの傾向値を単回帰直線で算出し、2027 年にかけて上昇傾向を示す場合は、2016 年から 2020 年までの間に得られた最
小値(0%の場合は 2016 年から 2020 年までの数値の平均値)を、下降傾向を示す場合は 2027 年の傾向値の半分を参考に
設定している。
161
フルオロキノロンは、ヒト医療上重要な抗菌剤であり、家畜においては第二次選択薬として使用されている。このため、家
畜における監視の必要性があるものとして薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン(2016-2020)より設定している。薬剤耐性
(AMR)対策アクションプラン(2016-2020)で設定した目標値(G7各国と同水準を維持)は達成しているが、継続性の観点か
ら引き続き設定する。また、耐性状況や衛生管理は畜種ごとで異なり、課題への対応の成果の指標とするため、本アクション
プランでは畜種別に設定する。なお、目標値は、と畜場及び食鳥処理場での採材が開始された 2012 年から 2027 年までの
傾向値を単回帰直線で算出し、2027 年にかけて上昇傾向を示す場合は、2016 年から 2020 年までの間に得られた最小値
(0%の場合は 2016 年から 2020 年までの数値の平均値)を、下降又は横ばい傾向を示す場合は 2027 年の傾向値の半分を
参考に設定している。
162
抗菌剤は、疾病の流行に応じて使用するもので、指標は抗菌剤の適正使用の結果を示すものとの観点から、薬剤耐性
(AMR)対策アクションプラン(2016-2020)では設定していない。抗菌剤は家畜の細菌感染症治療において重要な資材であ
り、将来にわたり、必要な時に使用し、求める効果が得られる状況を整備しておくことが必要であることと、近年、EU 等では使
用量(販売量)を削減するための施策を進める中で、他国と比較して、我が国の動物用抗菌剤使用量(販売量)が多いことは、
農業分野全体のイメージダウンや消費者からの信頼低下につながる懸念がある。このような観点から、今般新たに畜産分野
の動物用抗菌剤の使用量(販売量)を成果指標として設定する。なお、目標値は、牛・鶏での適正使用を推進した場合に削
減可能な量として算出した値と豚での薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン(2016-2020)で達成した削減量を基に算出した
値の和を参考に設定している。
163
動物用抗菌剤のうち、ヒト医療上重要な抗菌剤を第二次選択薬として指定している。第二次選択薬は第一次選択薬での
治療が無効な場合にのみ使用するもので、現在は必要最小限の量と考えられる。今般新たに使用量(販売量)全体を削減
することで第二次選択薬の多用を招くことがないよう、現時点の数量を増加させないこととして目標値に設定する。
薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン(2023-2027) | 91