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参考資料3-2 (84 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32513.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第74回 4/12)《厚生労働省》
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方針


世界保健機関(WHO)の世界における薬剤耐性(AMR)に対する取組を、ハイレベル・草の根レ
ベル両面から支援する(特にアジア太平洋地域)。また世界健康安全保障アジェンダ(GHSA)によ
る「薬剤耐性(AMR)アクションパッケージ」の実行を通じて対象国の薬剤耐性(AMR)アクションプ
ランの策定・履行を支援する。



2023 年先進7カ国(G7)広島サミットや先進7カ国(G7)長崎保健大臣会合・先進7カ国(G7)宮
崎農業大臣会合等の先進7カ国(G7)プロセスにおいて、薬剤耐性(AMR)に対するコミットメントを
強化することを目指し、研究開発・国際協力を推進し、国際的な取組において主導的な役割を果
たす。



国際獣疫事務局(WOAH)による国際基準の策定・改正やデータベースの構築等の薬剤耐性
(AMR)に対する国際的な取組の強化を支援する。また、コーデックス委員会における薬剤耐性
(AMR)に関する国際的な取組について、基準の改正作業への参画等を通じて貢献する。

取組
■ 薬剤耐性(AMR)に関する国際的な政策の推進


世界保健機関(WHO)の薬剤耐性(AMR)に対する取組の支援


「薬剤耐性(AMR)ワンヘルス東京会議(Tokyo AMR One-Health Conference)」の年次開
催の継続を通じた、アジア諸国及び国際機関の関係者間の情報共有及び各国の薬剤耐
性(AMR)対策の推進



先進7カ国(G7)プロセスにおける薬剤耐性(AMR)の取組の更なる推進


先進7カ国(G7)プロセスにおいて、薬剤耐性(AMR)に関する取組の強化及び抗菌薬開
発に対する新たな市場インセンティブの導入を含めた、薬剤耐性(AMR)対策に資する研
究開発を推進し、国際的な取組における主導力の発揮



国際連合食糧農業機関(FAO)及び国際獣疫事務局(WOAH)の薬剤耐性(AMR)に対する
取組への支援


薬剤耐性(AMR)に関する国際連合食糧農業機関(FAO)のガイドライン、国際獣疫事務
局(WOAH)の国際基準の策定・改正作業、動物用抗菌性物質の使用量データベース構
築等の取組の支援



コーデックス委員会の薬剤耐性(AMR)に対する取組への貢献


薬剤耐性(AMR)に関するコーデックス委員会の実施規範やガイドラインの改正作業への
参画を通じた貢献



世界健康安全保障アジェンダ(GHSA)の「薬剤耐性(AMR)アクションパッケージ」におけるリ
ード国としてアジア等での取組の推進



米国国立衛生研究所(NIH)や英国医学研究会議(MRC)など世界の資金配分機関との連
携等、国際対話を通じた国際協力の推進 (戦略 5.5 と連携)



日米 EU を含めた国際薬事規制当局間における、抗微生物薬開発のための臨床評価手法
等の調和の推進 (戦略 5.5 参照)

薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン(2023-2027) | 84