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参考資料1 難聴への対応に関する省内連絡会議について (76 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000195428_00063.html |
出典情報 | 社会保障審議会 障害者部会(第136回 6/22)《厚生労働省》 |
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参考資料2
【参考】
211-衆-予算委員会第 5 分科会
令和 05 年 02 月 20 日(抜粋)
※未定稿
○國重分科員 公明党の國重徹です。
加藤大臣、また担当の皆様、今日は長時間の分科会、大変にお疲れさまです。
今日は、難聴をテーマにして質疑をさせていただきたいと思います。どうかよろし
くお願いいたします。(略)
耳が聞こえづらくなって、何度も、えっ、何と言ったのというふうに繰り返し聞き
ますと、相手にもうんざりされる。また、挨拶をしたり話しかけてくれている人がい
て、その人に対して、耳が遠くて、話をされたこと自体気づかなかったり、また、話
の内容をきちんと認識できずに、適切な応対ができない。そういったことで、あの人
と話すのは面倒くさいなとか、あの人に無視されたとか、そういうことで人間関係が
悪くなる。みんなとの会話になかなか入れないので、外に出るのもおっくうになって
いく。孤立したり、引きこもりがちになってしまう。いらいらしたり、精神的に不安
定になる。また、頭痛や目まい、先ほどもありましたとおり、うつなどへの影響もあ
る。
地域を回りましても、そういった方たちはいらっしゃいます。また、こういったこ
とは普通に想像しても容易に分かることです。
さらに、認知症における最大の予防可能なリスク要因が難聴である、このことにつ
きまして、イギリスの医学誌ランセットの国際委員会が、二〇一七年、また二〇二〇
年の二度にわたり指摘をしております。
この認知症と難聴との関係につきましては、これまでもこの分科会におきまして、
私、研究を進めてほしいということをお願いしてまいりました。昨年の質疑の際には、
令和二年度以降も、引き続き、国立長寿医療研究センターにおいて、インハウス研究
として、難聴者を二群に分けた補聴器の装着の有無による認知症の発症率の差に関す
る研究が継続されている、令和四年度を目途に研究結果が取りまとめられ、その後、
公表される予定となっている、この旨の答弁がありました。
もうすぐ令和四年度も終わるわけでありますが、この研究の進捗、今どういう状況
なのかについてお伺いいたします。
○大西政府参考人 お答え申し上げます。
先生今御紹介いただきましたけれども、認知機能の低下と難聴との関係について研
究するため、今お話しいただいたものに先立つところから、平成三十年度から令和元
年度にかけまして、まず、日本医療研究開発機構、AMEDの認知症研究開発事業に
よりまして、聴覚障害の補正によります認知機能低下の予防効果を検証するための研
究、これが同じ国立長寿医療研究センターにおいて実施をされまして、この研究の結
果、認知機能の低下と難聴につきまして一定の相関関係が確認されるところまではい
っておるわけでございます。
しかしながら、難聴になった結果として認知症になるのかといった因果関係につい
てまでは、当該事業期間中には結果を得るには至らなかったというところでございま
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【参考】
211-衆-予算委員会第 5 分科会
令和 05 年 02 月 20 日(抜粋)
※未定稿
○國重分科員 公明党の國重徹です。
加藤大臣、また担当の皆様、今日は長時間の分科会、大変にお疲れさまです。
今日は、難聴をテーマにして質疑をさせていただきたいと思います。どうかよろし
くお願いいたします。(略)
耳が聞こえづらくなって、何度も、えっ、何と言ったのというふうに繰り返し聞き
ますと、相手にもうんざりされる。また、挨拶をしたり話しかけてくれている人がい
て、その人に対して、耳が遠くて、話をされたこと自体気づかなかったり、また、話
の内容をきちんと認識できずに、適切な応対ができない。そういったことで、あの人
と話すのは面倒くさいなとか、あの人に無視されたとか、そういうことで人間関係が
悪くなる。みんなとの会話になかなか入れないので、外に出るのもおっくうになって
いく。孤立したり、引きこもりがちになってしまう。いらいらしたり、精神的に不安
定になる。また、頭痛や目まい、先ほどもありましたとおり、うつなどへの影響もあ
る。
地域を回りましても、そういった方たちはいらっしゃいます。また、こういったこ
とは普通に想像しても容易に分かることです。
さらに、認知症における最大の予防可能なリスク要因が難聴である、このことにつ
きまして、イギリスの医学誌ランセットの国際委員会が、二〇一七年、また二〇二〇
年の二度にわたり指摘をしております。
この認知症と難聴との関係につきましては、これまでもこの分科会におきまして、
私、研究を進めてほしいということをお願いしてまいりました。昨年の質疑の際には、
令和二年度以降も、引き続き、国立長寿医療研究センターにおいて、インハウス研究
として、難聴者を二群に分けた補聴器の装着の有無による認知症の発症率の差に関す
る研究が継続されている、令和四年度を目途に研究結果が取りまとめられ、その後、
公表される予定となっている、この旨の答弁がありました。
もうすぐ令和四年度も終わるわけでありますが、この研究の進捗、今どういう状況
なのかについてお伺いいたします。
○大西政府参考人 お答え申し上げます。
先生今御紹介いただきましたけれども、認知機能の低下と難聴との関係について研
究するため、今お話しいただいたものに先立つところから、平成三十年度から令和元
年度にかけまして、まず、日本医療研究開発機構、AMEDの認知症研究開発事業に
よりまして、聴覚障害の補正によります認知機能低下の予防効果を検証するための研
究、これが同じ国立長寿医療研究センターにおいて実施をされまして、この研究の結
果、認知機能の低下と難聴につきまして一定の相関関係が確認されるところまではい
っておるわけでございます。
しかしながら、難聴になった結果として認知症になるのかといった因果関係につい
てまでは、当該事業期間中には結果を得るには至らなかったというところでございま
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