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参考資料1 難聴への対応に関する省内連絡会議について (79 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000195428_00063.html |
出典情報 | 社会保障審議会 障害者部会(第136回 6/22)《厚生労働省》 |
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ましたところ、令和四年度の同調査におきまして、聞こえづらさのある方の割合が適
切に推計できるよう、専門家の意見を聞きながら調査方法の改善を検討していく、こ
ういった答弁をいただきました。
これについて、検討の結果、どのような調査方法の改善がなされたのか、また、そ
の調査結果の取りまとめに向けた今後のスケジュール感についてお伺いいたします。
○辺見政府参考人 平成二十八年度の生活のしづらさに関する調査におきましては、調査
対象者の中で、「おおむねこの六ケ月の間に、身体的又は精神的に具合が悪いところ
はありましたか。」という設問に対して「はい」と答えた方に対して調査を行ってい
たところでございますが、昨年度の御指摘を踏まえまして、今般の令和四年十二月に
実施をいたしました令和四年度の生活のしづらさに関する調査では、調査対象に占め
る聞こえづらさのある方の割合が適切に推計できるように、全ての調査対象の方に対
しまして聞こえの状況を調査するように設問を改善したところでございます。
調査結果の取りまとめの時期については、令和五年度にデータの集計作業を行いま
して、その後、令和六年度の早い時期に公表できるように進めてまいりたいと考えて
おります。
○國重分科員 今後調査の取りまとめがされていくわけでありますが、その結果、実態を
踏まえてどう取り組んでいくのか、これが大切になります。その際、最新の調査研究
を基にした専門的見地からの適切な対策が重要になってまいります。(略)
私がここで、分科会でこの難聴の課題を取り上げましたら、私の方からではなくて、
いろいろな耳の専門家の方から御連絡をいただくようになりまして、実際の現状を聞
きますと、かなり脆弱な状況もあると感じております。すぐには難しいのかもしれま
せんけれども、私はこれは非常に大事なことだと思っておりますので、是非検討をお
願いしたいということを重ねて申し上げたいと思います。
私は、六年前、平成二十九年の分科会におきまして、難聴、とりわけ障害に至らな
い難聴につきまして、お互いがばらばらに対応しているので、こぼれ落ちている難聴
対策の課題があること、これらを包括的に扱って、責任感を持って取り組むための役
所内の体制整備を是非ともしていただきたい、そのように訴えました。
これを受けて、縦割りのはざまに落ち込まないよう、課長クラスを構成員とする難
聴への対応に関する省内連絡会議が、その年、平成二十九年の七月に設置をされまし
た。同年九月には第一回の会議が行われ、関係部局で現状や課題、円滑な意思疎通を
図っていく旨の申合せもなされました。まずはこの会議の取組状況についてお伺いい
たします。
○辺見政府参考人 難聴への対応につきましては、障害福祉施策、母子保健施策、高齢者
施策など、様々な側面からの対応が必要とされているところでございます。難聴の方
の支援については、省内関係部局で情報共有を行い施策に反映していくことにより難
聴への対応を包括的に行える体制を整えることを目的として、平成二十九年に関係課
長による連絡会議を設置させていただいたところでございます。
これまでに構成員を集めました会議は計五回開催し、難聴に関する関係部局の間の
円滑な意思疎通を図るとともに、取組等の進捗状況の確認を行ったところでございま
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切に推計できるよう、専門家の意見を聞きながら調査方法の改善を検討していく、こ
ういった答弁をいただきました。
これについて、検討の結果、どのような調査方法の改善がなされたのか、また、そ
の調査結果の取りまとめに向けた今後のスケジュール感についてお伺いいたします。
○辺見政府参考人 平成二十八年度の生活のしづらさに関する調査におきましては、調査
対象者の中で、「おおむねこの六ケ月の間に、身体的又は精神的に具合が悪いところ
はありましたか。」という設問に対して「はい」と答えた方に対して調査を行ってい
たところでございますが、昨年度の御指摘を踏まえまして、今般の令和四年十二月に
実施をいたしました令和四年度の生活のしづらさに関する調査では、調査対象に占め
る聞こえづらさのある方の割合が適切に推計できるように、全ての調査対象の方に対
しまして聞こえの状況を調査するように設問を改善したところでございます。
調査結果の取りまとめの時期については、令和五年度にデータの集計作業を行いま
して、その後、令和六年度の早い時期に公表できるように進めてまいりたいと考えて
おります。
○國重分科員 今後調査の取りまとめがされていくわけでありますが、その結果、実態を
踏まえてどう取り組んでいくのか、これが大切になります。その際、最新の調査研究
を基にした専門的見地からの適切な対策が重要になってまいります。(略)
私がここで、分科会でこの難聴の課題を取り上げましたら、私の方からではなくて、
いろいろな耳の専門家の方から御連絡をいただくようになりまして、実際の現状を聞
きますと、かなり脆弱な状況もあると感じております。すぐには難しいのかもしれま
せんけれども、私はこれは非常に大事なことだと思っておりますので、是非検討をお
願いしたいということを重ねて申し上げたいと思います。
私は、六年前、平成二十九年の分科会におきまして、難聴、とりわけ障害に至らな
い難聴につきまして、お互いがばらばらに対応しているので、こぼれ落ちている難聴
対策の課題があること、これらを包括的に扱って、責任感を持って取り組むための役
所内の体制整備を是非ともしていただきたい、そのように訴えました。
これを受けて、縦割りのはざまに落ち込まないよう、課長クラスを構成員とする難
聴への対応に関する省内連絡会議が、その年、平成二十九年の七月に設置をされまし
た。同年九月には第一回の会議が行われ、関係部局で現状や課題、円滑な意思疎通を
図っていく旨の申合せもなされました。まずはこの会議の取組状況についてお伺いい
たします。
○辺見政府参考人 難聴への対応につきましては、障害福祉施策、母子保健施策、高齢者
施策など、様々な側面からの対応が必要とされているところでございます。難聴の方
の支援については、省内関係部局で情報共有を行い施策に反映していくことにより難
聴への対応を包括的に行える体制を整えることを目的として、平成二十九年に関係課
長による連絡会議を設置させていただいたところでございます。
これまでに構成員を集めました会議は計五回開催し、難聴に関する関係部局の間の
円滑な意思疎通を図るとともに、取組等の進捗状況の確認を行ったところでございま
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