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参考資料1 難聴への対応に関する省内連絡会議について (80 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000195428_00063.html
出典情報 社会保障審議会 障害者部会(第136回 6/22)《厚生労働省》
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すが、会議開催の機会に限らず、構成員となっている部局間では、施策を進めるべく
連携を図っているところでございます。なお、第六回の連絡会議につきましては、令
和五年三月中旬の開催を予定しているところでございます。
○國重分科員 昨年の分科会で、この省内連絡会議について、私は次のような指摘をしま
した。省内の連絡会議ができて毎年会議は開催しているんだけれども、全体をリード
して責任を持って対応できているところがない、関係部局の取組状況が書面で列挙は
されていても、単に列挙されているだけで、部局の垣根を越えて、連携をして課題に
取り組む姿勢、こういうものが薄いように感じる、単にそれぞれの取組を確認するん
じゃなくて、省内の連絡会議を真の意味で垣根を越えて難聴全般の課題や対応策を議
論、検討する場にしていく、この省内連絡会議の実効性の向上を図る取組をしていた
だきたい、このように訴えました。
これを受けまして、当時の厚生労働大臣であった後藤大臣から、「この会議等も含
めて、もっともっとしっかりと実効性の高い政策を推進していくべきだという強い御
指摘を受けたわけでございまして、本日の議員の御指摘も踏まえて、しっかりとした
取組ができるよう、引き続き、省内で必要な検討も進めながら、この対策を推進して
まいりたいと思っております。」、こういう答弁をいただきました。
では、この省内連絡会議において、障害に至らない難聴、これが私はエアポケット
になっているんじゃないかということで繰り返し言ってきましたけれども、この障害
に至らない難聴全般の課題整理、これはされているんでしょうか。
○辺見政府参考人 昨年の分科会におきまして議員からいただきました御指摘を踏まえて、
昨年三月に開催をいたしました第五回の省内連絡会議におきまして、省内各部局にお
ける障害に至らない難聴に関する取組につきまして、ライフステージなどの軸に応じ
て整理することによって相互関係を可視化し、その上で課題を共有し、議論を行わせ
ていただいたところでございます。
引き続き、省内関係部局間で連携して、障害に至らない難聴に関する取組を進めて
まいりたいと考えております。
○國重分科員 これは大事なことなので、更に確認させていただきたいと思います。済み
ません、これは通告していませんが、事実確認になりますので。
聴覚障害では障害担当、また子供の難聴は子供、高齢者は高齢者、それぞれの部局
でこれまでは完結していたということであります。その射程から抜け落ちている人た
ちがいるんだけれども、そこを把握する目、必要性、これが失われていたわけであり
ます。だから、そういった人たちをしっかりと把握をして、また課題をつかんで対策
を講じていっていただきたいということで訴えたところ、この省内連絡会議ができた
ということであります。
今、課題を共有して議論したということでありますけれども、障害に至らない難聴
全般の課題ということ、これは間違いないですか。つまり、子供などに限定したもの
じゃなくて、障害に至らない難聴を含めた難聴全般の課題について、その検討が抜け
落ちることがないように意思疎通を図って議論をしている、これで間違いないかどう
か、お伺いします。
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