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令和6年度予算の編成等に関する建議 参考資料(2) (102 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20231120/zaiseia20231120.html
出典情報 令和6年度予算の編成等に関する建議(11/20)《財務省》
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資料Ⅱ-1-102

今後の医師の需給見込み

○ 2020年の医学部定員を前提とした厚生労働省の将来推計によれば、2029年頃にマクロでは医師需給が均衡し、その後は医師の
供給過剰となることが見込まれる。それにもかかわらず、足下でも医学部定員は増加している。医学部定員の適正化が必要。
医師需給は、労働時間を週60時間程度に制限する等の仮定をおく「需要ケース2」において、2023年(令和5年)の医学部入
学者が医師となると想定される2029年(令和11年)頃に均衡すると推計される。
・供給推計 今後の医学部定員を令和2年度の9,330人として推計。

※ 性年齢階級別に異なる勤務時間を考慮するため、全体の平均勤務時間と性年齢階級別の勤務時間の比を仕事率とし、仕事量換算した。

・需要推計 労働時間、業務の効率化、受療率等、一定の幅を持って推計を行った。
・ケース1(労働時間を週55時間に制限等
≒年間720時間の時間外・休日労働に相当)
・ケース2(労働時間を週60時間に制限等
≒年間960時間の時間外・休日労働に相当)
・ケース3(労働時間を週78.75時間に制限等
≒年間1860時間の時間外・休日労働に相当)

(人)
390,000

2029年頃に約36万人で均衡

2032年頃に約36.6万人で均衡

380,000

医師の供給推計

370,000
360,000

需要ケース1

350,000

需要ケース2

340,000
330,000

需要ケース3

320,000
310,000
300,000

2020

2022

2024

2026

2028

2030

2032

2034

2036

2038

2040 (年)

(出所)厚生労働省「第35回医師需給分科会」(2020年8月31日)資料を一部加工

医学部定員

令和2年

令和3年

令和4年

令和5年

令和6年(P)

9,330

9,357

9,374

9,384

9,403

101