資料Ⅱ－１－39

調剤を扱う薬局の状況

○ 医師の処方した処方せんに従い調剤を扱う薬局については、近年、薬局数が大幅に増加。また、薬学部定員も大幅に増加。
○ この中で、薬局の立地をみると、診療所・病院の近隣・敷地内（いわゆる「門前薬局」との指摘）が大半。
○ また、薬剤師数が増えて、薬剤師１人当たりの処方せん枚数が減少する中でも、処方せん１枚当たりの技術料が上昇し、薬剤師１
人当たりの技術料の水準はコロナ禍を除き概ね維持されている。
◆調剤を扱う薬局の立地の状況（いわゆる「門前薬局」の状況）

◆調剤を扱う薬局の数の増加

100%

（施設）

64,000
62,000
60,000
57,071

58,000
56,000

54,780

57,784

58,326 58,678

59,138

59,613

60,171

60,951

61,791

62,375

70%
60%
50%

55,797

10%
（年度末）

◆薬学部入学定員の推移

10,000

37.5%

37.7%

19.4%

17.3%

0.9%

1

2

10.6%
6.7%
2.1%

0.5%

3

4

5.5%
3.3%
1.8%

5

2.4%
1.6%

6

8.4%
2.2%
2.1%
4.1%

7

24.8%

合計

（出所）厚生労働省「第500回中医協総会」（2021年11月26日）資料を一部加工

140
130

2003～2008年の6年間
に28学部が新設

120
103
101

110

8,000

100

6,000
4,000

1法人20店舗以上

◆薬剤師数と処方せん１枚当たりの技術料の増加など（2010年＝100）

2021年現在：79学部（入学定員13,205人）
（6年制11,797人、4年制1,408人）

14,000
12,000

24.8%

0%

2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022

（出所）厚生労働省「衛生行政報告例」より作成

16,000

20.7%

20%

52,000

（人）

62.9%

40%
30%

1法人2~19店舗

1.診療所の近隣
2.診療所の敷地内
3.病院の近隣
4.病院の敷地内
5.同一ビル内に複数の保険医療機関がある（医療モール）
6.同一ビル内に単一の保険医療機関がある
7.その他

80%

54,000
50,000

1法人1店舗

90%

(n=762)

90

2006年 薬学部６年制の導入

80

0

70

1975
1977
1979
1981
1983
1985
1987
1989
1991
1993
1995
1997
1999
2001
2003
2005
2007
2009
2011
2013
2015
2017
2019
2021

2,000

（年）

（出所）文部科学省「第3回薬学系人材養成の在り方に関する検討会」（2022年8月16日）資料を一部加工

100

105
103

101 102
100
99

108
105

111
105

101
97

100
96

114
106

100
94

118

121

124

109

109

99

99

98

93

91

90

107

127
112

130
117

133

120
処方せん１枚
当たりの技術料

99
88

91
77

薬剤師数

95
80

薬剤師1人
当たりの技術料
薬剤師１人当たり
の処方せん枚数

2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021（年度）
（出所）厚生労働省「調剤医療費（電算処理分）の動向」、厚生労働省「医師・歯科医師・薬剤師統計」等
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（注）薬剤師数の奇数年度は、直近年度からの推計値。