令和6年度予算の編成等に関する建議 参考資料(2) (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20231120/zaiseia20231120.html |
出典情報 | 令和6年度予算の編成等に関する建議(11/20)《財務省》 |
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こども未来戦略方針①(こども・子育て政策の課題)
1
若い世代が結婚・子育ての将来展望を抱けない
⇒若い世代の所得向上に向けた取組
・ 若い世代が結婚やこどもを生み、育てることへの希望を持ちながらも、所得や雇用への不安等から、将来展望を描けない状況。
【男性の従業上の地位・雇用形態別有配偶率】
60%
40%
27.4%
20%
0%
6.7%
3,000
56.2%
(時給換算、円)
正規の職員・従業員
【年齢階層、雇用形態別賃金】
20.0%
9.6%
非正規の職員・従業員
2.3%
20-24歳
25-29歳
一般労働者
(正社員・正職員)
2,000
1,000
短時間労働者
(正社員・正職員以外)
0
30-34歳
(出所)総務省「令和4年就業構造基本調査」 注:数値は、未婚でない者の割合。
(出所)厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」
2 子育てしづらい社会環境・職場環境がある
⇒社会全体の構造・意識を変える・共働き・共育ての推進
・ 女性の正規雇用における「L字カーブ」が存在。育児負担が女性に集中する「ワンオペ」になっている傾向もある。
【いわゆるL字カーブの状況】
(%)
80
60
59.7
60
39.9
40
20
【子がいる男女の仕事のある日(平日)の帰宅時間】
47.6
39.0 35.8
正規雇用比率
2.6
34.0 31.5
40
26.8
13.6
2.0
0
(出所)総務省「労働力調査(基本集計)」
3 子育ての経済的・精神的負担感や不公平感が存在
16.2
12.7
20
0
夫
妻は7割超が
37.6 38.7
19時までに帰宅
0.9
3.4
1.8 1.7
(出所)総務省「令和3年社会生活基本調査」
23.0 22.4
妻
夫は20時以降が3割超
10.7 7.5 10.4
5.5
5.4
2.3
(注)子が3歳未満、妻の就業時間が週35時間以上の家庭
⇒全てのこども・子育て世帯を対象とする支援の拡充
・ 理想のこども数を持たない理由は、経済的理由が最も高く、特に第3子以降を持ちたいという希望の実現の大きな阻害要因。
1