令和6年度予算の編成等に関する建議 参考資料(2) (77 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20231120/zaiseia20231120.html |
出典情報 | 令和6年度予算の編成等に関する建議(11/20)《財務省》 |
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介護保険の第1号保険料負担の見直し
○ 介護保険第1号保険料は、保険者ごとに介護サービスの利用見込み等を踏まえて基準額を設定した上で、所得段階別の保険料
を決定。基本的に、基準額を上回る分の合計額と、基準額を下回る分の合計額を均衡させることとなっている。
○ これに対し、低所得者の保険料負担の軽減を強化するため、2015年度より、公費による更なる負担軽減を実施。
(保険料
基準額×)
1.7
1.5
1.3
1.2
1.0
0.9
0.75
市町村民税 本人が非課税、
世帯に課税者がいる
市町村民税
世帯全員が非課税
(65歳以上全体の約7割)
(65歳以上全体の約3割)
低所得者に対しては、公費による更なる保険
料軽減を実施
2023年度予算:1,572億円
(うち国費786億円)
6,014円/月
保険料基準額
0.7
(2021~2023年度
の全国平均額)
第
2
段階
3
8.3%
7.6%
段階
第
0.5
0.3
市町村民税 本人が課税
第4段階
第5段階
第6段階
第7段階
第8
段階
第9
段階
収入
第1段階
17.0%
第3段階
本人年金収入等
120万円超
12.5%
14.5%
13.4%
第6段階
合計所得金額
120万円未満
12.9%
6.6%
7.1%
第9段階
合計所得金額
320万円以上
(出所)被保険者割合は「令和2年度介護保険事業状況報告」 (注)具体的軽減幅は各割合の範囲内で市町村が条例で規定
【改革の方向性】(案)
○ 今後、高齢化の進展による第1号被保険者数の増加や、給付費の増加に伴う保険料の上昇が見込まれる中で、低所得者の負担
軽減に要する公費の過度な増加を防ぐため、負担能力に応じた負担の考え方に沿って、高所得の被保険者の負担による再分配を
強化すべき。
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