令和6年度予算の編成等に関する建議 参考資料(2) (23 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20231120/zaiseia20231120.html |
出典情報 | 令和6年度予算の編成等に関する建議(11/20)《財務省》 |
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病院・診療所の経費構造
○ 病院・診療所の費用構造を見ると、高騰していると指摘されている光熱水費が経費に占める割合は、2%前後。
○ 病院・診療所ともに経費の約半分は給与費であり、診療所においては、医師に係る給与費、特に院長の給与費の割合が高い。
一般病院
平均の年間経費総額35億円
給与費以外の経費
16億円(45%)
うち光熱水費
6千万円(1.8%)
給与費(医師以外)
14億円(39%)
・医薬品費
・給食用材料費
・診療材料費
・医療消耗器具備品費
・委託費
・減価償却費
・設備関係費
・経費
・その他の医業費用
一般診療所(医療法人)
平均の年間経費総額 1.5億円
給与費以外の経費
7千万円(45%)
直近の病院の光熱水費
2.4%※
うち光熱水費
2百万円(1.6%)
※ (公社)全日本病院協会等「医
療機関経営状況調査」による
2022年12月~2023年2月の医業
費用に占める水道光熱費の平均
割合
給与費(医師以外)
4千万円(28%)
給与費(医師)4千万円(27%)
給与費(医師)
5億円(15%)
給与費(院長)
3千万円(22%)
(注1)カッコ書きは経費全体に占める割合。
(注2)一般病院の給与費(医師)には、病院長の給与費も含まれる。
(注3)給与費には、職員の給与・賞与のほか、退職金、法定福利費が含まれている。また、厚生労働省「第23回医療経済実態調査報告」2020年(度)の「職種別常勤職員1人平均給料年(度)額等」では、一般診療所(医療法人)の院長に係る平均給料年(度)額及び
賞与の合計は2,730万円とされている。
(出所)各経費(光熱水費及び給与費の内訳を除く)については厚生労働省「第23回医療経済実態調査報告」2020年(度)。一般病院の光熱水費は(公社)全日本病院協会等「医療機関経営状況調査」の2021年12月~2022年2月の医業費用に占める水道光熱費の
平均割合、一般診療所の光熱水費は厚生労働省「2020(令和2)年産業連関構造調査(医療業・社会福祉事業等投入調査)」の調査対象事業の経費に占める水道光熱費の割合を基に算出。給与費の内訳については、内閣官房「公的価格評価検討委員会」
(2022年11月22日)資料における人件費(賞与を除く)の職種間の配分状況に基づき推計。
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