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資料12 デジタルライフライン全国総合整備計画(案) (45 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_gyozaikaikaku/kaigi7/gijishidai7.html
出典情報 デジタル行財政改革会議(第7回 6/18)《内閣官房》
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とが想定される。さらにはそれらの自動運転バスのバス停から先は自動運転タク
シーや、小型の自動運転バス、カート等が接続し、個々の移動ニーズに対応した
サービス網が構築されることが望ましい。そのために多様なモビリティにおける
自動運転開発・実装に必要な措置を計画的に推進していく。

5.3.5 節 先行地域
(先行地域の考え方)
社会受容性、安全性、経済性に配慮し、全国津々浦々にデジタルによる恩恵を
行き渡らせることが可能なロールモデルとして先行地域を設定する。特に自動運
転サービス支援道については、以下の点を念頭に置いて整備する必要がある。
(イ) 社会受容性
自動運転車については、ルール整備と技術的な安全性の確保が同時に進行する
領域であり、サービス提供においても、人によるものと同様に一定の不確実性
が発生しうる。そのため、特に一般道での走行に当たっては「先行する実証事
業等による、自動運転車の走行に対する地域の理解の醸成が進んでいること」
が必要である。
(ロ) 安全性
アーリーハーベストプロジェクトにおいては、自動運転車の走行実績が積み上
がっていないため、まずは運行環境の安全性が一定程度確保された環境を用意
し、走行の回数を重ねることが重要である。そのため、「異なる交通参加者と
分離可能な空間」若しくはそれに準ずる環境が必要である。
(ハ) 経済性
アーリーハーベストプロジェクトにおいては、現状では必ずしも収益が望めな
い領域に対しても特にインフラ等について政府が集中的に支援を行うことで、
ビジネスモデルの実装が可能か否かについても検証する必要がある。その際、
運用コストを最低限賄うことが可能なモデルであるための重要な要素として、
「定期的、定量的なニーズが見込める等、運用コストについて自走が可能」で
あることが必要である。
(先行地域の設定)
こうした点を考慮して、2024 年度においては、以下のエリアを先行地域とする。
(イ)新東名高速道路(駿河湾沼津 SA―浜松 SA)
(ロ)茨城県

おおみか

日立市(大甕 駅周辺)

また、2025 年度以降においては、以下のエリアを始めとして更なる検討を行う。
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