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資料12 デジタルライフライン全国総合整備計画(案) (9 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_gyozaikaikaku/kaigi7/gijishidai7.html
出典情報 デジタル行財政改革会議(第7回 6/18)《内閣官房》
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図1:全国総合整備の観点からのアーキテクチャの設計思想
本計画を戦略的に推進するためには、短期での効果の具体化と中長期の着実な施行が重
要であり、社会的な投資の無駄・重複の排除をいかに達成するかがポイントである。この
ため、変革を達成した社会の姿を全体アーキテクチャとして示すことで、官によるインフ
ラ整備の方向性を具体化するとともに、民間の先端技術導入に関する予見可能性を高める
ことで戦略的な投資を呼び込み、結果、官民による投資の重複の排除を達成する。そし
て、着実な先端技術の社会実装により、デジタル完結の効果を確実とすることで、社会的
なサービスコストの徹底的な削減を目指す。

2.2.2 節 ビジョンを社会実装するための官民連携の仕組み:ウラノス・エコシステム
海外のメガプラットフォーム事業者が高精度な検索アルゴリズム等を活用し、ネットワ
ーク効果を伴う形でユーザー層の裾野を広げている。ここでは、それぞれのプラットフォ
ーム内で膨大なデータを追跡・収集・連携・活用することでサービス品質の向上を実現す
ると同時に、世界各国でそれぞれの特性に応じて最適化されたモデルの構築に向けた取組
が進められている。我が国においては、特定の企業が利益を独占することなく、官民協調
の下で個別企業・産業の垣根を越える全体最適の実現を図ることが重要であり、この実現
のために、地域内外の国・企業等のプレイヤーにもオープンで、グローバルにも連携可能
なデータプラットフォームの構築を目指す。
我が国が目指す最適なデータプラットフォームの実現と、これを中心とするエコシステ
ムの構築に関して、これらの取組の総称を「Ouranos Ecosystem(ウラノス・エコシステ
ム)」と命名し、産学官が協調して、企業や業界、国境を越えたデータ連携を目指してい
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