(5)認知症グループホームの例外的な夜勤職員体制の取扱いの施行後の状況把握・検証、必要な対応の検討に関する調査研究事業(報告書)(案)[6.5MB] (110 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38545.html |
出典情報 | 社会保障審議会 介護給付費分科会(第240回 3/18)《厚生労働省》 |
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見守り機器を活用することで、必要とされる分だけ対応することができたと思う。
各部屋のカメラの映像を PC のモニターやスマートフォンで確認していた。また、足元センサーで利
用者が端座位になった場合に通知が鳴り、その場合は訪室するようにしていた。
図表 178
夜間の睡眠状況
実証調査の状況_利用者・家族の状況
変化はない。利用者の睡眠状況も日によって異なるため、なんともいえない。
2時間に1回の定期巡回をやめたことで、若干だが深く眠れるようになったよ
うに感じている。そっと訪室するものの人の気配で起きてしまうこともある。
実証初日は、職員がオペレーションに慣れておらず焦っていたこともあり、不
穏な利用者が深夜に起きてしまうことがあった。改善策を検討し、翌日以降は
改善された。
特に変化はなかったが、別のユニットの職員が訪室した際、誰かわからず不安
になる利用者もいた。
特に変化はなかった。説明すると混乱される利用者には通常通りの対応として
接した。
夜間の見守り業務
2時間に1回の巡回をしているが、対応利用者が増えたため、2時間の間に終
(夜間の訪室等)
わり切らないこともあった。巡回をサポーターに依頼することはなかったが、
の状況
巡回中に通知が来た際の利用者対応についてはサポートしてもらった。
普段と特に変わりはなかった。
特に変化はなかった。
利用者の状況については平常時と特に変化はなかった。
見守り機器が導入されているため、事前より可能な限り居室に入らないように
したなど、見守り機器を活用しての対応を行っていた。
見守り機器の使用のため余計な訪室はなかったが、回数が増え。慌ただしかっ
た。
利用者の家族から
の意見等
事前にご家族にはメールで本事業の説明と安全に気を付ける旨を連絡しておい
た。メールの返信をいただけた方(2名)からは、今の時代なら機器を使って
対応するのは当然であるため賛成という反応があった。反対するような声はな
かった。賛成する声をいただけたことは、ご家族の理解も進んできたと感じ、
喜ばしい。
本当に1人で見られるか、危なくないかという不安な声があった。前向きな意
見はあまりなかった。
今まで2人体制であったのが1人になることに対して不安の声はあったが、ご
理解はいただけた。
実証を行うのであればお任せしますとのことであった。
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