(5)認知症グループホームの例外的な夜勤職員体制の取扱いの施行後の状況把握・検証、必要な対応の検討に関する調査研究事業(報告書)(案)[6.5MB] (89 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38545.html |
出典情報 | 社会保障審議会 介護給付費分科会(第240回 3/18)《厚生労働省》 |
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実証終了後に実施したヒアリング調査結果は以下の通り。
図表 147
シフトの組み方
実証テーマ① 実証調査の状況_3ユニット2人夜勤体制導入時
ベテラン職員+新人職員でシフトを組んでいる。また利用者の状態の急変に備
えて、待機者(待機場所:自宅)を配置し、緊急対応ができる体制にした。ま
た2人夜勤体制の導入にあたり、センサーマットも追加で設置した。
ベテラン職員+新人職員でシフトを組んでいる。ベテラン職員または新人職員
同士にはしない。
ほとんど常勤職員でシフトを組んでおり、また新人職員のみにならないように
している。
利用者の状態急変時の対応のため、できるだけ正社員(または嘱託職員)+パー
ト職員の組み合わせにしている。
ユニットの区分け
2ユニットを職員1人が担当している。2人夜勤体制の導入にあたり、トイレ
が頻回な利用者は、なるべく待機場所から近くの居室にした。1ユニットと2
ユニットで利用者数が同程度であるため、新人が2ユニット担当することもあ
る。ユニット間の利用者像の違いはほとんどない。
中央のユニットを2人で担当し、職員1人が 1.5 ユニット担当する体制にして
いる。また施設を建設する際、オペレーションのしやすさを念頭に設計した。
具体的には、各ユニットがホールを囲うように配置して、職員がホールを中心
に動けるように設計した。
職員1人が 1.5 ユニット担当する体制にしている。ユニットは横一列に並んで
おり、中央のユニットを2人で担当している。ユニット間は透明なアクリル板
の引き戸で仕切られている。また対応のしやすさの観点から、状態悪化のリス
クが高い利用者の居室を移動した。
待機場所
ユニットの中間を待機場所にした。
各ユニットのフロアで待機している。
3ユニットの中間地点にある事務所を待機場所にした。
深夜の業務の変更
大きな変更はしていない。元々、夜間の間接業務としては食器の片づけ、掃除
(日中に業務を移
程度であり、食事は配食サービスを利用しているため、夜間対応は発生してい
したか等)
ない。
なるべく夜勤に業務を回さないようにしている。また夜間の間接業務としては
記録業務、掃除、洗濯などがある。食事は湯煎のレトルトをうまく活用してい
る。
大きな変更はしていない。夜勤帯の間接業務としては、記録、排泄物(ポータ
ルトイレ)の片づけ、朝食準備等を行っている。
可能な範囲で、日中に業務を回している。夜間は直接介護の時間が増えた。
定期巡回の変更
定期巡回の回数は変更していない。
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