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【参考資料3-1】ポリオウイルスの取扱いに関する指針(案)[1.7MB] (18 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_54655.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 感染症部会(第94回 3/26)《厚生労働省》 |
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の発生及びまん延を防止することを目的として実施している。
WHO において規定されている、AFP というポリオに見られる典型的な症状か
らポリオ疑いの患者を探知することを目的としたサーベイランス方法。ただし
AFP は非ポリオエンテロウイルス等様々な要因で発症し得る。日本では
2018 年 3 月に五類感染症「急性弛緩性麻痺(急性灰白髄炎を除く。)」と定め
られた。急性弛緩性麻痺は、ポリオとの鑑別が必要であるため、AFP 発症後
出来るだけ早く2回便検体を採取し、ポリオウイルス分離・同定検査を行うこ
AFP サーベイランス33
とが必要である。
なお、鑑別をする過程で、感染症法第 12 条の届出については、ポリオ様の
症状が疑われ「急性弛緩性麻痺」として発生届が出た場合、感染症法第 15
条に基づきポリオとの鑑別のため病原体検査を実施し、ポリオウイルスが検
出された場合には「急性弛緩性麻痺」の届出が取り下げられ、「急性灰白髄
炎」として改めて届出がされることが想定される。
患者発生サーベイランスで報告された患者に由来する検体から病原体を
分離・同定し、病原体の動向を監視するもの。感染症法第 12 条から第 16
病原体サーベイランス
条に基づく感染症発生動向調査の一環として実施されている。
33
令和7年3月「急性弛緩性麻痺等の神経疾患に関する網羅的病原体検索を含めた原因及び病態の究明、治療法の確立に資する臨床疫
学研究」研究班
https://www.mhlw.go.jp/content/001446930.pdf
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WHO において規定されている、AFP というポリオに見られる典型的な症状か
らポリオ疑いの患者を探知することを目的としたサーベイランス方法。ただし
AFP は非ポリオエンテロウイルス等様々な要因で発症し得る。日本では
2018 年 3 月に五類感染症「急性弛緩性麻痺(急性灰白髄炎を除く。)」と定め
られた。急性弛緩性麻痺は、ポリオとの鑑別が必要であるため、AFP 発症後
出来るだけ早く2回便検体を採取し、ポリオウイルス分離・同定検査を行うこ
AFP サーベイランス33
とが必要である。
なお、鑑別をする過程で、感染症法第 12 条の届出については、ポリオ様の
症状が疑われ「急性弛緩性麻痺」として発生届が出た場合、感染症法第 15
条に基づきポリオとの鑑別のため病原体検査を実施し、ポリオウイルスが検
出された場合には「急性弛緩性麻痺」の届出が取り下げられ、「急性灰白髄
炎」として改めて届出がされることが想定される。
患者発生サーベイランスで報告された患者に由来する検体から病原体を
分離・同定し、病原体の動向を監視するもの。感染症法第 12 条から第 16
病原体サーベイランス
条に基づく感染症発生動向調査の一環として実施されている。
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令和7年3月「急性弛緩性麻痺等の神経疾患に関する網羅的病原体検索を含めた原因及び病態の究明、治療法の確立に資する臨床疫
学研究」研究班
https://www.mhlw.go.jp/content/001446930.pdf
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