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【参考資料3-1】ポリオウイルスの取扱いに関する指針(案)[1.7MB] (49 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_54655.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第94回 3/26)《厚生労働省》
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5.6

人材管理

PEF は、ポリオウイルスの適切な取扱いと封じ込めのため、人員の採用(必要な資格や業務経験等)、
教育訓練(教育訓練の内容・方法等)、作業の適格性に関する定期的な評価等について、その具体的な
内容・方法を文書として定め、実施することが重要である。
なお、PEF は、人材の異動や離職、病欠等により封じ込めに必要な取組が中断等し、破綻することがな
いよう、バックアップ体制の確保を含めた人材育成を計画的に進めることが重要である。

5.6.1

教育・訓練

PEF は、作業従事者の責任、役割等に応じて、ポリオウイルスの適切な取扱いと封じ込めのために必
要な知識、技術の維持及び法令遵守するため、教育・訓練を計画的に実施するとともに、適時内容を見
直すことが望ましい。
教育・訓練計画には、対象者に応じた、具体的な内容及び実施について記載する。なお、取扱等業務
に従事する者は、管理区域に立ち入る者と管理区域に立ち入らない者(例えば、管理業務に従事する事
務職員等)に区分し記載する。また、取扱等業務に従事する者以外は、設備のメンテナンスに立入る者、
施設見学者、共同研究者等に区分し記載する。
教育・訓練の内容には、例えば、一般的なバイオリスクに関する解説、標準作業手順書に特化したトレ
ーニング、バイオセーフティマニュアルや廃棄物管理指針の内容に関する研修、PPE の着脱、廃棄物の
管理、緊急時の対応、インサイダーによる脅威などが挙げられる。施設や職務・組織の実情を踏まえた内
容とすることが望ましい(図表 13、14)。

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