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資 料4-2 令和4年度第1回安全技術調査会の審議結果について (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26025.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会(令和4年度第1回 6/8)《厚生労働省》
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別紙1
「輸血療法の実施に関する指針」の VII の 1.2)(2)ⅱ及びⅲの規定

ⅱ.B型及びC型肝炎ウイルス感染
個別 NAT の導入などの結果,供血者がウインドウ期にあることによる感染も含めて
極めてまれとなっている。輸血により感染した場合,早ければ輸血後2~3か月以内
に急性肝炎を発症する。また,肝炎の臨床症状又は肝機能の異常所見を把握できなく
ても肝炎ウイルスに感染している場合がある。
医師は,感染リスクを考慮し,感染が疑われる場合等には,関係学会のガイドライ
ン等を参考として,肝炎ウイルス関連マーカーの検査等を行う。
ⅲ.

ヒト免疫不全ウイルス感染
個別 NAT の導入などの結果,供血者がウインドウ期にあることによる感染も含めて極
めてまれとなっている。輸血により感染した場合,後天性免疫不全症候群(エイズ)の
起因ウイルス(HIV)感染では,感染後2~8週で,一部の感染者では抗体の出現に先
んじて一過性の感冒様症状が現われることがあるが,多くは無症状に経過して,以後年
余にわたり無症候性に経過する。
医師は, 感染リスクを考慮し,感染が疑われる場合等には,輸血後2~3ヶ月以降
に抗体検査等を行う。

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