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参考資料 3 (10 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20221129/index.html
出典情報 財政制度等審議会 令和5年度予算の編成等に関する建議(11/29)《財務省》
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コロナ禍における地⽅財政と臨時交付⾦④(単年度収⽀等) 資料Ⅱ-2-10
○ 単年度収⽀と財政調整基⾦(以下、「基⾦」)の増減額の合計額(修正実質単年度収⽀)に着⽬すると、令和2年度決算
において、過半数の⾃治体が⿊字を計上。(基⾦も積み増した上で単年度収⽀も⿊字となった⾃治体も多くを占める)。
○ 東京都を除く46道府県については、令和2年度は基⾦を積み増すとともに単年度収⽀で⼤きな⿊字を計上。市町村については、
修正実質単年度収⽀が⼤幅な⿊字となるなど、多くの市町村の財政状況は改善。
○ これまでの措置が地⽅財政に与えてきた影響を踏まえれば、ウィズコロナへ移⾏する中、臨時交付⾦については縮減・廃⽌していく
必要。また、今後の感染症対策においては、地⽅債による財源調達を含め、国と地⽅の負担の在り⽅を⾒直すべき。
● 都道府県、市町村(交付団体、不交付団体)の財政状況(令和2年度決算)
単年度収⽀+基⾦増減が⾚字

単年度収⽀+基⾦増減が⿊字
うち単年度収⽀⿊字かつ基⾦増

都道府県数(n=47)
市町村(交付団体、n=1,642)
市町村(不交付団体、n=99)

8団体(17%)

39団体(83%)

28団体(60%)

565団体(34%)

1,077団体(66%)

678団体(41%)

33団体(33%)

66団体(67%)

40団体(40%)

● 46道府県の単年度収⽀、基⾦増減の推移
(億円)6,000

● 市町村の単年度収⽀、基⾦増減の推移
6,000
(億円)
5,000

単年度収⽀

5,000

基⾦増減

4,000

単年度収⽀+基⾦増減

3,000

単年度収⽀

4,000

基⾦増減

3,000

単年度収⽀+基⾦増減

2,000
1,000

2,000

0

1,000

▲ 1,000

0

▲ 2,000
▲ 3,000

▲ 1,000

R2

R1

H30

H29

H28

H27

H26

H25

H24

H23

H22

H21

H20

H19

H18

H17

H16

H15

H14

H13

R2

R1

H30

H29

H28

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H26

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H24

H23

H22

H21

H20

H19

H18

H17

H16

H15

H14

H13

H12

(年度)

H12

▲ 4,000

▲ 2,000

(年度)

(出所)⽯川達哉・⾚井伸郎 「新型コロナウイルスが地⽅公共団体の歳⼊・歳出に与えた影響ーコロナ禍において地⽅公共団体の収⽀は悪化したのか︖ー」財務総合政策研究所フィナンシャルレビュー(近⽇刊⾏予定)をもとに作成
(注1)上表中の基⾦増は財政調整基⾦の積み増しを⽰す。 (注2)左下グラフでは、他の団体に⽐して財政規模が突出して⼤きい東京都は除外している。