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参考資料 3 (36 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20221129/index.html
出典情報 財政制度等審議会 令和5年度予算の編成等に関する建議(11/29)《財務省》
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安全保障上の優先度を踏まえた研究開発の重点化

資料Ⅱ-3-13

○ 防衛分野の研究開発には、AI、サイバー、宇宙、量⼦を始め、政府の他の枠組みや⺠⽣分野の取組を取り込み、
活⽤すべきものも多くある。
○ これまでの防衛分野での研究開発の中には、⾃衛隊の独⾃仕様を理由に、海外や⺠⽣分野での技術実⽤化が進
んでいるものがあるにも関わらず、防衛省⾃らが開発を進めたものもある。
○ 防衛技術戦略では、『中⻑期的な防衛構想を念頭に置きながら、〜国家安全保障上重要な技術⼒を限られた資
源の下で強化していくことが必要』としており、この視点に⽴ち戻るとともに、何が防衛分野として必要な技術か、防衛
省⾃らが優先的に投資すべきものか等、国⺠への説明責任を果たすことが求められるのではないか。
防衛技術戦略(平成28年度)
2(1)防衛技術戦略の位置づけ
〜中⻑期的な防衛構想を念頭に置きながら、ゲーム・チェンジャーとなり得る
⾰新的技術から既存装備品に適⽤される⾼度な技術まで、国家安全保障
上重要な技術⼒を限られた資源の下で強化していくことが必要である。

⾼機動パワードスーツの研究(H27〜R2)
試作(H27〜H29)︓6億円
試験(H30〜R2)︓ 14億円

(2)防衛省の技術政策の⽬標
我が国の防衛⼒の基盤である技術⼒を強化し、更に強固な防衛⼒の基盤
とするべく、防衛省の技術政策の⽬標を以下の2点に定めた。
① 技術的優越の確保
② 優れた防衛装備品の効果的・効率的な創製

中⻑期技術⾒積り(平成28年度)
 防衛装備庁が実施する科学技術や装備
品等の研究開発に関する取組の中⻑期
的(約20年間)な計画等の作成指針
投資を⾏う対象や主体を明確にするもの
ではない。

※パワーアシスト型スーツは、建設・物流・介護等の現場にて実装済。
(出所)防衛装備庁『防衛技術戦略』、『中⻑期技術⾒積り』、HP資料より財務省作成。