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参考資料 3 (41 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20221129/index.html
出典情報 財政制度等審議会 令和5年度予算の編成等に関する建議(11/29)《財務省》
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問題意識

資料Ⅱ-4-1

○ これまで、児童⽣徒数の減少ほど教職員定数は減少しておらず、教員の「量」的充実度は既に先進国の中で
も⾼い⽔準。
○ ⼀⽅、採⽤倍率は⼤幅に低下しており、教員の「質」の確保が課題。

教員の「量」

○ 教員の「量」的充実度は既に先進国の中でも
⾼い⽔準であることも踏まえ、加配定数の更なる
充実には慎重に対応すべき。
例えば、1つの考え⽅として、
○ ⼩学校・中学校の学級数については、平成23年度(33.5万学級)
からR3年度(30.4万学級)までの10年間で約3万学級(約10%)
が減少(特別⽀援学級を除く)。
○ 上記の学級数を基準とすれば、学級数の減に伴う⾃然減を⾏っていな
い加配定数について約4,000⼈(事業費ベース︓約260億円)分を合
理化したとしても、学級当たりの加配定数は維持される(基礎定数化や
特別⽀援教育の充実にかかる影響を除く)。
○ 今後の⼈⼝動態を踏まえた試算では、学級数はR9 年度(27.3万学
級)までに更に約10%減少すると⾒込まれており、同様に合理化可能な
加配定数は約4,000⼈(事業費ベース︓約260億円)と⾒込まれる。

教員の「質」

○ 若者を中⼼とした優秀ななり⼿を増やす(教員
志望率を引き上げる)施策が必要。
○ 具体的には、
①学校を魅⼒ある職場に変⾰すべき。
(働き⽅改⾰、教員を保護する環境作り)
②優秀ななり⼿の発掘・育成に取組むべき。
(免許制度・採⽤⽅法の検討、研修の効果検証)
⇒ 加配定数の合理化による財源を、教員の質を向上さ
せるために活⽤していくことも考えられるのではないか。