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資料3-1 リツキシマブ(遺伝子組換え) (40 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00026.html |
出典情報 | 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第54回 2/15)《厚生労働省》 |
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初回投与:最初の 30 分は 50 mg/時で開始し、患者の状態を十分観察しながら、その後
30 分毎に 50 mg/時ずつ上げて、最大 400 mg/時まで上げることができる。
2 回目以降:初回投与時に発現した副作用が軽微であった場合、100 mg/時まで上げて投
与を開始し、その後 30 分毎に 100 mg/時ずつ上げて、最大 400 mg/時まで上げることがで
きる。
・ 投与禁忌
本剤の成分又はマウスタンパク質由来製品に対する重篤な過敏症又はアナフィラキシー
の既往歴のある患者には投与しないこと。
・ 要注意事項
1)Infusion reaction があらわれることがあるので、バイタルサイン(血圧、脈拍、呼吸数
等)のモニタリングや自他覚症状の観察など、患者の状態を十分に観察すること。
2)本剤の投与により、B 型肝炎ウイルスの再活性化による劇症肝炎又は肝炎があらわれ
ることがある。本剤投与に先立って B 型肝炎ウイルス感染の有無を確認し、本剤投与
前に適切な処置を行うこと。
3)肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、肝機能検査を行うなど患者の状態を
十分に観察すること。
4)血球減少があらわれることがあるので、本剤の治療期間中及び治療終了後は定期的に
血液検査を行うなど患者の状態を十分に観察すること。
5)本剤の治療中より末梢血リンパ球の減少があらわれ、治療終了後も持続すること、ま
た免疫グロブリンが減少した例が報告されていることなど、免疫抑制作用により細菌
やウイルスによる感染症が生じる又は悪化する可能性がある。本剤によりニューモシ
スチス肺炎発現のおそれがあるので、適切な予防措置を考慮すること。
6)消化管穿孔・閉塞があらわれることがあるので、初期症状としての腹痛、腹部膨満感、
下血、吐血、貧血等の観察を十分に行うこと。
7)現在までに、本剤の投与により伝達性海綿状脳症(TSE)がヒトに伝播したとの報告
はない。本剤は、マスターセルバンク構築時にカナダ、米国又はニュージーランド産
ウシの血清由来成分を使用しているが、理論的なリスク評価を行い一定の安全性を確
保する目安に達していることを確認している。しかしながら、TSE の潜在的伝播の危
険性を完全に排除することはできないことから、疾病の治療上の必要性を十分検討の
上、本剤を投与すること。なお、投与に先立ち、患者への有用性と安全性の説明も考
慮すること。
8)妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判
断される場合にのみ投与すること。ヒト IgG は胎盤関門を通過することが知られてお
り、妊娠中に本剤を投与した患者の出生児において、末梢血リンパ球の減少が報告さ
れている。
9)治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
本剤は母乳中に移行することが報告されている。
40
30 分毎に 50 mg/時ずつ上げて、最大 400 mg/時まで上げることができる。
2 回目以降:初回投与時に発現した副作用が軽微であった場合、100 mg/時まで上げて投
与を開始し、その後 30 分毎に 100 mg/時ずつ上げて、最大 400 mg/時まで上げることがで
きる。
・ 投与禁忌
本剤の成分又はマウスタンパク質由来製品に対する重篤な過敏症又はアナフィラキシー
の既往歴のある患者には投与しないこと。
・ 要注意事項
1)Infusion reaction があらわれることがあるので、バイタルサイン(血圧、脈拍、呼吸数
等)のモニタリングや自他覚症状の観察など、患者の状態を十分に観察すること。
2)本剤の投与により、B 型肝炎ウイルスの再活性化による劇症肝炎又は肝炎があらわれ
ることがある。本剤投与に先立って B 型肝炎ウイルス感染の有無を確認し、本剤投与
前に適切な処置を行うこと。
3)肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、肝機能検査を行うなど患者の状態を
十分に観察すること。
4)血球減少があらわれることがあるので、本剤の治療期間中及び治療終了後は定期的に
血液検査を行うなど患者の状態を十分に観察すること。
5)本剤の治療中より末梢血リンパ球の減少があらわれ、治療終了後も持続すること、ま
た免疫グロブリンが減少した例が報告されていることなど、免疫抑制作用により細菌
やウイルスによる感染症が生じる又は悪化する可能性がある。本剤によりニューモシ
スチス肺炎発現のおそれがあるので、適切な予防措置を考慮すること。
6)消化管穿孔・閉塞があらわれることがあるので、初期症状としての腹痛、腹部膨満感、
下血、吐血、貧血等の観察を十分に行うこと。
7)現在までに、本剤の投与により伝達性海綿状脳症(TSE)がヒトに伝播したとの報告
はない。本剤は、マスターセルバンク構築時にカナダ、米国又はニュージーランド産
ウシの血清由来成分を使用しているが、理論的なリスク評価を行い一定の安全性を確
保する目安に達していることを確認している。しかしながら、TSE の潜在的伝播の危
険性を完全に排除することはできないことから、疾病の治療上の必要性を十分検討の
上、本剤を投与すること。なお、投与に先立ち、患者への有用性と安全性の説明も考
慮すること。
8)妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判
断される場合にのみ投与すること。ヒト IgG は胎盤関門を通過することが知られてお
り、妊娠中に本剤を投与した患者の出生児において、末梢血リンパ球の減少が報告さ
れている。
9)治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
本剤は母乳中に移行することが報告されている。
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