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資料1-2-3-3 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注5~11歳用・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (16 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00059.html |
出典情報 | 第92回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第27回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(3/10)《厚生労働省》 |
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入院 6 日前に、患者は前医を受診した。頭部 MRA で、左中大脳動脈の
狭小化を認め、患者は病院に入院した。
入院時、患者は意識清明であったが、左側頭部の激痛、発熱が持続
し、時に不穏状態となった。髄膜刺激症状、痙攣または麻痺は、認め
なかった。
血液検査で血沈亢進を認めたが、白血球、CRP、プロカルシトニン、
D-ダイマーの上昇はなく、各種自己抗体は陰性であった。
頭部MRIで左内頚動脈と左中大脳動脈の壁肥厚ならびに造影増強効
果を認め、頭部 MRA では同部位の欠陥狭窄の増悪を認めた。
髄液検査では、単核球優位の細胞数増加を認めた。
中枢神経系以外には、優位な所見は認めず、cPACNS の診断がされ
た。
ステロイドパルス療法を 3 コース施行し、頭痛、発熱と血沈亢進は改
善され、頭部 MRA で血管狭窄や造影効果は改善傾向となった。
報告者意見:
2 回目の COVID-19 ワクチン接種後に偶然中枢神経系の血管炎とそれ
に伴う髄膜炎が発症したというよりも続発性の可能性が考えられた。
BNT162b2 のバッチ/ロット番号に関する情報は要請中であり、入手次
第報告する。
追加情報:(2022/05/09)本報告は重複症例 202200631426 と
202200631470 の統合情報を含む追加報告である。最新及び今後の関
連するすべての追加情報は企業管理番号 202200631426 で報告される
予定である。
同じ連絡可能な医師から報告された新情報は、以下を含む:更新され
た情報:主報告者の医療機関 ID の追加、新しい報告者の追加、患者
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狭小化を認め、患者は病院に入院した。
入院時、患者は意識清明であったが、左側頭部の激痛、発熱が持続
し、時に不穏状態となった。髄膜刺激症状、痙攣または麻痺は、認め
なかった。
血液検査で血沈亢進を認めたが、白血球、CRP、プロカルシトニン、
D-ダイマーの上昇はなく、各種自己抗体は陰性であった。
頭部MRIで左内頚動脈と左中大脳動脈の壁肥厚ならびに造影増強効
果を認め、頭部 MRA では同部位の欠陥狭窄の増悪を認めた。
髄液検査では、単核球優位の細胞数増加を認めた。
中枢神経系以外には、優位な所見は認めず、cPACNS の診断がされ
た。
ステロイドパルス療法を 3 コース施行し、頭痛、発熱と血沈亢進は改
善され、頭部 MRA で血管狭窄や造影効果は改善傾向となった。
報告者意見:
2 回目の COVID-19 ワクチン接種後に偶然中枢神経系の血管炎とそれ
に伴う髄膜炎が発症したというよりも続発性の可能性が考えられた。
BNT162b2 のバッチ/ロット番号に関する情報は要請中であり、入手次
第報告する。
追加情報:(2022/05/09)本報告は重複症例 202200631426 と
202200631470 の統合情報を含む追加報告である。最新及び今後の関
連するすべての追加情報は企業管理番号 202200631426 で報告される
予定である。
同じ連絡可能な医師から報告された新情報は、以下を含む:更新され
た情報:主報告者の医療機関 ID の追加、新しい報告者の追加、患者
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