資料2 財政各論③:こども・高齢化等 (59 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20230511zaiseia.html |
出典情報 | 財政制度等審議会 財政制度分科会(5/11)《財務省》 |
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医療
○ 地域医療構想の実際の進捗ははかばかしくない。
→急性期・回復期をはじめとする病床の役割分担が進まないと、今後、各地域で治療に長い期間を要する高齢者が増える中で、質の
高い急性期医療、回復期における適切なケアの提供ができなくなる。
2015年度
「病床機能報告」
(各医療機関が病棟単位で報告)
2015年
合計125.1万床
高度急性期
16.9万床
(14%)
急性期
59.6万床
(48%)
2021年度
「病床機能報告」
地域医療構想における
2025年の病床の必要量
(各医療機関が病棟単位で報告)
(入院受療率や推計人口から算出した2025年の
医療需要に基づく推計(2016年度末時点))
2021年
合計121.0万床
2025年見込※1
合計120.1万床
高度急性期
15.5万床
(13%)
高度急性期
16.0万床
(13%)
急性期
54.9万床
(45%)
急性期
53.6万床
(45%)
回復期
13.0万床
(10%)
回復期
19.3万床
(16%)
回復期
20.6万床
(17%)
慢性期
35.5万床
(28%)
慢性期
31.2万床
(26%)
慢性期
29.9万床
(25%)
(出所)2021年度病床機能報告
高度急性期機能
急性期の患者に対し、状態の早期安定化
に向けて、診療密度が特に⾼い医療を提供
する機能。
※4
合計119.1万床
高度急性期
13.1万床
(11%)
急性期
40.1万床
(34%)
回復期
37.5万床
(31%)
慢性期
28.4万床
(24%)
急性期機能
急性期の患者に対し、状態の早期安定化に
向けて、医療を提供する機能。
回復期機能
急性期を経過した患者への在宅復帰に向け
た医療やリハビリテーションを提供する機能。
特に、急性期を経過した脳血管疾患や大腿
骨頚部⾻折等の患者に対し、ADLの向上
や在宅復帰を目的としたリハビリテーションを集
中的に提供する機能(回復期リハビリテーショ
ン機能)。
慢性期機能
⻑期にわたり療養が必要な患者を⼊院させ
る機能。
⻑期にわたり療養が必要な重度の障害者
(重度の意識障害者を含む)、筋ジストロ
フィー患者又は難病患者等を入院させる機能。
※1:2021年度病床機能報告において、「2025年7月1日時点における病床の機能の予定」として報告された病床数。
※2:対象医療機関数及び報告率が異なることから、年度間比較を行う際は留意が必要。
※3:端数処理をしているため、病床数の合計値が合わない場合や、機能ごとの病床数の割合を合計しても100%にならない場合がある。
※4:平成25年度(2013年度) のNDBのレセプトデータ及びDPCデータ、国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(平成25年(2013年)3月中位推計)』等を用いて推計。
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