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資料2 財政各論③:こども・高齢化等 (91 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20230511zaiseia.html
出典情報 財政制度等審議会 財政制度分科会(5/11)《財務省》
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新型コロナワクチン接種関連支出

医療

○ 2022年度のワクチン接種関連支出は約1.5兆円程度(総接種回数1億2,463万回)となっている。また、集団接種と医療
機関における個別接種の単価を比べると集団接種の方が約4,000円高くなっている。
○ 2023年度は、特例臨時接種を1年延長し、高齢者等は年2回、それ以外は年1回の接種を行うこととされている。足元の接種
率や高齢者等以外は努力義務・接種勧奨の対象から外れること等を踏まえれば、総接種回数は2022年度より減少することが見込ま
れる。
○ こうした状況や安定的な制度への移行の可能性も見据えると、2023年度は、個別接種への移行を更に進めつつ、全体として効率
化を行うことが必要。
【2022年度 ワクチン接種関連支出(実績見込※一部推計)】

15,129

単位:億円

個別接種
支援等
1,320

ワクチン費用
4,805

11,114
個別接種支援等 1,513

コールセンター1,665

コールセンター
費用

1,665

事務費等 1,233

ワクチン費用

3,380

3,856

3,856

1,537

5,465
685

2,848

2,848

集団接種

(参考)

単価差 約5,600円

1,233

接種費用

2,075

自治体
事務費等

3,549

単価差 約4,000円

5,528

2,067

接種費用

単位:円

集団接種費用

集団接種費用

約1.5兆円程度
(1億2,463万回)

【集団接種と個別接種の単価(推計値)】

1,400

個別接種

インフルエンザワクチン個別接種

(注1)ワクチン費用は、2022年3月25日の予備費使用額6,670億円をその際の購入予定数量1.73億回で機械的に除した単価3,856円に、
2022年度の総接種回数1億2,463万回(VRSデータ)を乗じて算出したものであり、実際の購入単価、所要額とは異なることに留意。
接種費用は、平均単価2,848円に総接種回数を乗じて算出したものであり、決算ベースでは異同を生ずることに留意。
(注1)接種費用、自治体事務費等及びコールセンターの金額は、左の円グラフの金額を総接種回数で除して算出。集団接種費用(集団接種
(注2)そのほかの経費の金額は、2022年12月末時点の実績見込み(厚労省調査)を基に試算したものであり、決算ベースでは異同
経費のち、接種費用単価を超える額)及び個別接種支援等の単価は、左の円グラフの金額をそれぞれの接種回数(集団3割、個別7割)
を生ずることに留意。
で除して算出。
(注2)インフルエンザワクチン接種の単価は、交付税算定ベース。

【足元の接種状況と2023年度接種見込み(粗い試算)】

オミクロン株ワクチン(~3月末)
64歳以下
接種回数
接種率

65歳以上

2023年度見込み(推計)
合 計

64歳以下

65歳以上

基礎疾患、医療従事者等

合 計

2,905万回

2,724万回

5,629万回

2,905万回

5,448万回

1,400万回

約1億回程度

34%

76%

46%

34%

76%

100%



(注)2023年度見込みは、65歳以上は年2回、接種率76%、64歳以下は年1回、接種率34%、基礎疾患、医療従事者1,400万人、接種率100%と仮定して機械的に算出。

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