資料2 財政各論③:こども・高齢化等 (72 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20230511zaiseia.html |
出典情報 | 財政制度等審議会 財政制度分科会(5/11)《財務省》 |
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医療
○ 当面、コロナの影響や物価上昇率の推移を見極める必要があるが、中長期的に薬剤費を持続可能、負担可能なものにしていくに
は、総額自体をわが国の経済規模の推移と整合的なものにしていくことについては一定の合理性がある。
○ すでに昨春の財政審でも紹介しているが、民間団体から具体的提案もなされており、関係者において建設的な議論が進展すること
を期待したい。
2022年4月13日
財政制度等審議会資料
◆新時代戦略研究所(INES)「中長期的な経済成長の水準と連動した薬剤費総枠マネジメントとイノベーティブな医薬品の適
正評価を両立させた薬価制度改革案」(2021年5月)
2
1
2
1 薬剤費成⾧上限の設定
+Z%
•
成熟製品群
成熟製品群
• 革新性の低
い新薬群
• ⾧期収載品
• 後発品
• 革新性の低
い新薬群
• ⾧期収載品
• 後発品
上限
総薬剤費
• 革新性の低
い新薬群
• ⾧期収載品
• 後発品
2 薬剤費マクロ経済スライドによる調整
•
成熟製品群の薬価を成⾧上限額に合わせる形で
引き下げる(総薬剤費実績が上限成⾧率以下の
場合はマクロスライド調整は実施しない)
•
上限額に合わせたスライド調整率を設定する
調整後薬価=市場実勢価+改定前薬価×スライド調整率
イノベーティブ
新薬群
イノベーティブ
新薬群
成熟製品群
市場実勢価に調整幅(現行2%)を上乗せする
現行の改定方式を発展させ、成⾧上限に見合った
新たな調整方式を導入する
イノベーティブ
新薬群
•
基礎的医薬品*
基礎的医薬品*
前年度薬剤費
成⾧上限
薬剤費の上限成⾧率(+Z%)に基づき、当年
度の総薬剤費の上限を設定する
実績値
当年度実績
基礎的医薬品*
血液製剤、麻薬などの基礎的医薬品はマクロスラ
イドの対象から除く
調整後
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