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資料2 財政各論③:こども・高齢化等 (66 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20230511zaiseia.html
出典情報 財政制度等審議会 財政制度分科会(5/11)《財務省》
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薬価改定の経緯

医療

○ 既存薬価の改定率は例年マイナスとなっているが、薬剤使用量の増加や新規医薬品の保険収載により、薬剤費総額は拡大
傾向にある。さらに、今後の高齢化の進展に伴い、更なる薬剤費の増加も見込まれる。
◆薬価改定

◆年齢階級別の1人当たり薬剤料[内服薬]

実際の取引
での値下げ

(2021年度)

薬価改定

(乖離率)

薬価
(今年度)

0

薬価
(来年度)

市場価格

20

40

60

80

(千円)
100

0~4歳
5~9歳
10~14歳
15~19歳

◆薬剤費の動向(2010年比(%))
140.0
130.0

実際の薬剤費総額(国民
医療費ベース)の伸び
平均伸び率+2.2%(注)

120.0
110.0
100.0
90.0

107.1 107.7

100.0 98.9

100.0 99.0

7.9兆円

94.0

112.3
101.5

94.0

C型肝炎治療薬による
一時的な伸び

60.0

25~29歳

2020年以降の薬剤費総額は推計値

(121.4 (
)122.1 )
121.6
121.3
120.1
(118.7

117.0
116.6
113.6

103.7

107.1 107.9

91.5 91.5

80.0
70.0

20~24歳

既存薬価の改定率(薬剤費ベース)
平均下落率▲3.3%

110.1 110.2 110.3

106.5 109.0

111.0

113.3

86.4

79.9

78.0

74.6

71.5

35~39歳
40~44歳
45~49歳
50~54歳
55~59歳

名目GDPの伸び
平均伸び率+1.0%

86.4

30~34歳

66.7

64.7

65~69歳
70~74歳
75~79歳
80~84歳
85~89歳

2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023

(注)2010~2019年度の平均伸び率。
※1 厚生労働省「中央社会保険医療協議会薬価専門部会」(2021年8月4日)資料、内閣府「国民経済計算年次推
計」を基に作成。
※2 2010年を100とした指数で、当該年度の変動率及び改定率を前年度の指数に乗じたもの。
※3 2020年度以降の薬剤費総額については、2019年度の国民医療費及び薬剤費をベースに、「最近の医科医療費
(電算処理分)の動向」及び「最近の調剤医療費(電算処理分)の動向」の薬剤料に係る2020年4月~2022年12
月の伸び率を用いて機械的に推計。
※4 名目GDPは2022年度は実績見込み、2023年度は見通し。

60~64歳

2023年度
薬価改定

国民負担
▲3,100億円

68
87
97
96

90~94歳
95~99歳
100歳以上
※「薬剤料」とは、調剤報酬明細書の「処方」欄に記録された用量、「調剤数量」欄に
記録された調剤数量及び薬価から、個別の薬剤ごとに算出した金額をいう。
(出所)厚生労働省「最近の調剤医療費(電算処理分)の動向」「人口推計」を基に作成

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