資料2 財政各論③:こども・高齢化等 (95 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20230511zaiseia.html |
出典情報 | 財政制度等審議会 財政制度分科会(5/11)《財務省》 |
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介護
○ 今後、超高齢化、要介護者の急増が予想される中で、介護人材の必要数も増大。労働人口に限りがある中で、必要な介護サービスを確保
するには、ICT機器の活用を通じた、業務負担の軽減や、データに基づいた介護サービスの質の向上(自立支援・重度化防止)を図るとともに、
介護施設・通所介護等における人員配置の効率化が不可避。
◆介護人材の必要数の見込み
◆主なICT機器の例
2021年から2040年にかけて生産年齢人口は
1,200万人以上減少(▲17%)
~
~
約280万人
•
約243万人
2021年度
約
28
万
人
2025年度
•
D Free(排泄予測)
2021年度介護報酬改定における人員配置の効率化
特別養護老人ホームにおいて見守り機器やインカム(コミュニケーショ
ン機器)等のICTを導入する場合、 夜間の人員配置基準を緩和。
(要件)
・施設内の全床に見守り機器を導入していること
・夜勤職員全員がインカム等のICTを使用していること
・安全体制を確保していること
ハナスト(連絡・記録)
複数のICT機器の情報を集約し、介護職員が効率的かつ効果的に
介護ロボットを使用できる機器の導入
夜間業務
2040年度
(出所)厚生労働省「第8期介護保険事業計画に基づく介護人材の必要数について」
厚生労働省「介護サービス施設・事業所調査(令和3年度)」
国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(令和5年推計)」
•
◆ ICT機器を活用した生産性向上の事例
~
~
約215万人
約
65
万
人
眠りスキャン(見守り)
37%効率化
(出所)社会福祉法人善光会「アウトカムをベースとした科学的介護の推進」
音声でメモを作成し、それを記録システムと連携することで、介護を行いながら
記録の作成が可能となる機器の導入。
記録作業等
•
40分削減
記録システム
(出所)株式会社ケアコネクトジャパンHP
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