資料2 財政各論③:こども・高齢化等 (67 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20230511zaiseia.html |
出典情報 | 財政制度等審議会 財政制度分科会(5/11)《財務省》 |
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◆薬剤費の構成(医薬品の市場規模・品目数)
その他
【約4,700品目】
後発品
【約10,500品目】
0.7 兆円
(6%)
1.7 兆円
(16%)
計約10.4兆円
【約1,700品目】
◆厚生労働省 「医薬品の迅速・安定供給に向けた総合対
策に関する有識者検討会」 抄(2022年10月21日)
(論点案)
新薬創出等加算対象
【約600品目】
3.4 兆円
(32%)
【約19,400品目】
1.9 兆円
(18%)
長期収載品
医療
○ 今後の薬価制度の在り方に関する全体的課題
• 良質な医療や医療技術の成果を国民に確実に提供するため、医療保険制
度の持続可能性を確保した上で、革新的な医薬品の創薬力の強化や迅速
導入、医薬品の安定的な供給を図る観点から、今後の薬価制度の在り方に
ついてどう考えるか。加えて、マクロ的な視点から総薬剤費の在り方についてど
う考えるか。
(1)革新的な医薬品の迅速な導入について
① 産業構造を起因とする課題
• 長期収載品のカテゴリや製造方法等の実態を踏まえつつ、先発企業が長期
収載品から収益を得る構造から脱却し、新薬の研究開発への再投資を促進
するための方策について、どのような取組が必要か。
2.8 兆円
(27%)
新薬創出等加算対象
以外の先発品
【約1,800品目】
※「新薬創出等加算対象」及び「新薬創出等加算対象以外の先発品」は後発品のない先発品であり、長
期間収載されている先発品を含む。「その他」は昭和42年以前に収載された医薬品。
※医薬品の市場規模について、記載している額は、2021年9月の薬価調査で得られた取引数量(調査
月の1か月分)に薬価を乗じた上で12倍した数字(年間の数字に単純換算)。
※品目数は2022年9月薬価調査時点のもの。
(出所)厚生労働省「中央社会保険医療協議会 薬価専門部会」(2022年10月5日、12月16日)資料を基
に作成
• 今後の成長が期待されているアカデミア・バイオベンチャー企業等におけるシー
ズの開発・導出を促進するためには、どのような取組が必要か。
② 薬価制度を起因とする課題
• 革新的医薬品の国内への迅速な導入を促進するため、企業における予見性
の向上を図る観点から、現在の新薬創出等加算や市場拡大再算定の運用
や制度の在り方、経営や投資計画に影響を与えうる薬価改定ルールの改定
頻度についてどう考えるべきか。
• 医薬品の開発コストに加え、再生医療等製品を含め、新規モダリティ(治療
手段)等のイノベーションや医薬品としての価値を踏まえた適切な薬価の算
定を行うためには、どのような考え方・方法により評価を行うことが望ましいか。
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