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医療的ケア児とその家族に対する支援に関する調査-小学校における医療的ケアの実施体制の構築を中心として-全体版 (35 ページ)
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公開元URL | https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/hyouka_240308000171690.html |
出典情報 | 医療的ケア児とその家族に対する支援に関する調査-小学校における医療的ケアの実施体制の構築を中心として-(3/8)《総務省》 |
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ついての説明や小学校への依頼事項等について説明を受けており、保
護者から医療的ケア実施者への引継ぎは、1 週間程度で終了してい
る。
3
地方公共団体の規模
中核市
入学年度
令和 2 年度
必要な医療的ケアなど
導尿、摘便、車椅子移動等
<入学前に主治医をメンバーに含めた校内委員会を開催し、引継ぎを
行っている事例>
当該教育委員会は、医療的ケアの実施に当たり、校長、教頭、養護
教諭、担任、主治医、保護者、看護師等で構成する校内委員会を設置
することとしており、児童生徒の状況や実施する医療的ケアに関する
配慮事項、緊急時の対応、連絡体制等について共通理解を得るため、
原則として年度初め及び各学期に 1 回開催することとしている。
当該児童については、入学前(4 月 1 日~8 日の間)に校内委員会を
設置・開催し、当該委員会において引継ぎを行っており、入学年度の
最初の引継ぎにおける当該委員会への参加以外に保護者の付添いは生
じなかった。
(注) 当省の調査結果による。
引継ぎに 6 か月以上を要した 3 事例のうち 1 事例は、次表のとおり、医療的ケア
の手技の引継ぎ自体は 1 か月程度で完了していたものの、当該児童の発作について、
搬送の必要性があるか否かの状況の見極めを、主治医にも確認しながら慎重に行っ
た結果、付添いの解消までに長期間を要したものであった。
表 3-④
発作の見極めが必要なため、長期間保護者が付き添っていた事例
地方公共団体の規模
中核市
入学年度
令和 3 年度
必要な医療的ケアなど 人工呼吸器の管理、喀痰吸引、経管栄養、てんかん発作、
重症心身障害
引継ぎに要した期間
11 か月
<事例の概要>
当該教育委員会では、当該児童の就学に当たって、保護者や看護師、小学校の管
理職などで構成する支援会議を設け、就学前から引継ぎのスケジュール感や、付添
い解消に向けた手順についての相談、主治医に確認したい事項の整理などを定期的
に実施した。当該児童に必要となる人工呼吸器の管理、喀痰吸引及び経管栄養に関
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護者から医療的ケア実施者への引継ぎは、1 週間程度で終了してい
る。
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地方公共団体の規模
中核市
入学年度
令和 2 年度
必要な医療的ケアなど
導尿、摘便、車椅子移動等
<入学前に主治医をメンバーに含めた校内委員会を開催し、引継ぎを
行っている事例>
当該教育委員会は、医療的ケアの実施に当たり、校長、教頭、養護
教諭、担任、主治医、保護者、看護師等で構成する校内委員会を設置
することとしており、児童生徒の状況や実施する医療的ケアに関する
配慮事項、緊急時の対応、連絡体制等について共通理解を得るため、
原則として年度初め及び各学期に 1 回開催することとしている。
当該児童については、入学前(4 月 1 日~8 日の間)に校内委員会を
設置・開催し、当該委員会において引継ぎを行っており、入学年度の
最初の引継ぎにおける当該委員会への参加以外に保護者の付添いは生
じなかった。
(注) 当省の調査結果による。
引継ぎに 6 か月以上を要した 3 事例のうち 1 事例は、次表のとおり、医療的ケア
の手技の引継ぎ自体は 1 か月程度で完了していたものの、当該児童の発作について、
搬送の必要性があるか否かの状況の見極めを、主治医にも確認しながら慎重に行っ
た結果、付添いの解消までに長期間を要したものであった。
表 3-④
発作の見極めが必要なため、長期間保護者が付き添っていた事例
地方公共団体の規模
中核市
入学年度
令和 3 年度
必要な医療的ケアなど 人工呼吸器の管理、喀痰吸引、経管栄養、てんかん発作、
重症心身障害
引継ぎに要した期間
11 か月
<事例の概要>
当該教育委員会では、当該児童の就学に当たって、保護者や看護師、小学校の管
理職などで構成する支援会議を設け、就学前から引継ぎのスケジュール感や、付添
い解消に向けた手順についての相談、主治医に確認したい事項の整理などを定期的
に実施した。当該児童に必要となる人工呼吸器の管理、喀痰吸引及び経管栄養に関
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