(参考資料)2 (110 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20240521/zaiseia20240521.html |
出典情報 | 我が国の財政運営の進むべき方向(5/21)《財務省》 |
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2.働き方に中立的な社会保障制度等の構築(被用者保険関係抜粋)
(1)基本的方向
○ 国民の価値観やライフスタイルが多様化し、働き方の多様化もますます進んでいる。こうした中で、格差の固定化
や貧困の防止を図り、社会の分断を防ぐ観点からも、どのような働き方をしてもセーフティネットが確保され、誰も
が安心して希望どおりに働くことができる社会保障制度等を構築することが求められている。
(2)取り組むべき課題
① 勤労者皆保険の実現に向けた取組
○ 勤労者がその働き方や勤め先の企業規模・業種にかかわらず、ふさわしい社会保障を享受できるようにするととも
に、雇用の在り方に対して中立的な社会保障制度としていく観点から、以下の課題への対応を着実に進めるべきであ
る。
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短時間労働者への被用者保険の適用に関する企業規模要件の撤廃
個人事業所の非適用業種の解消
◆ 週労働時間20時間未満の短時間労働者への適用拡大
フリーランス・ギグワーカーについて
◆ デジタル技術の活用
女性の就労の制約と指摘される制度等について
被用者保険適用拡大の更なる推進に向けた環境整備・広報の充実
(3) 今後の改革の工程
(勤労者皆保険の実現に向けた取組)
① 次期年金制度改正に向けて検討・実施すべき項目
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短時間労働者への被用者保険の適用拡大(企業規模要件の撤廃など)
常時5人以上を使用する個人事業所の非適用業種の解消
週所定労働時間20時間未満の労働者、常時5人未満を使用する個人事業所への被用者保険の適用拡大
フリーランス・ギグワーカーの社会保険の適用の在り方の整理