(参考資料)2 (29 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20240521/zaiseia20240521.html |
出典情報 | 我が国の財政運営の進むべき方向(5/21)《財務省》 |
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資料Ⅳ-1-18
○ 若者(特に女性)の結婚・出産や仕事に対する意識は大きく変化している。結婚・出産・子育てといったライフイベントと仕事の両立
をはじめ、若者が今後の人生を見通しやすい環境づくりが急務である。
○ 両立支援が行き届いた職場環境が整備され、結婚・出産を希望する若者が、そうした職場を選ぶことができるようにしていく必要。従
来から、企業における両立支援の取組を促すため、くるみん認定制度による各種優遇措置や男性育休取得率等の開示等に取り組ん
できているが、更なる制度的・規制的手法も不断に検討していくべきである。
◆大学生のライフスタイルに関する意識
(出所)
マイナビ「マイナビ2024年卒大学生のライフスタイル調査」
「今のところあまり子供は欲しくない」の割合推移
25%
男女差
20%
男子
女子
18.8%
15%
10%
5%
0%
50%
8.5%
3.8%
10.3%
4.4%
15年卒 16年卒 17年卒 18年卒 19年卒 20年卒 21年卒 22年卒 23年卒 24年卒
39.6%
40%
30%
8.2%
女子の「理想の自分」像の割合推移
20%
10%
0%
愛する人と結婚して子どもができ幸せに暮らす
26.9%
17.9%
一生食べていける安定した仕事を持つ
25.1%
1.8%
理想とする「将来の自分」像は存在しない
4.9%
16年卒 17年卒 18年卒 19年卒 20年卒 21年卒 22年卒 23年卒 24年卒
◆こども若者★いけんぷらす いけんひろば における参加者の意見
【日時】2024年2月23日(金・祝) オンライン及び対面で実施
【参加者】小学生から社会人世代までの58名
大人になったとき、仕事、子育て、家事、そのほか、の中でどれを大切にしたいですか。(10ポイント持っていたら、そのポイントをどう振り分けますか。(省略))
誰かのこどもを幸せにしたい気持ちはあるが、税金は高いし、少子高齢化対策もそんなにされていないと思うので、自分はこどもを欲しいという気持ちはない。(中学生)
結婚願望がなく、子育てにも興味がない。やりたい仕事はある。(中略)仕事をしながら休みをとれる環境が大事。(小学生)
いま、どのような職種でも育休をとるのは女性が多いと思う。育休の間に男女でキャリアに差が出るのは疑問。自分のキャリアも大切にしたい。(高校生世代)
仕事と子育ての両立について、産休・育休で仕事を長期間離れることによってキャリアのロスがないようにしたり、以前やっていた仕事や企画から遠ざけられないようにする支援があれば両立
ができると思う。(高校生世代)
社会の雰囲気や啓蒙的なことで「家庭だけが子育てに責任を負う必要がない」と知らせていけるといい。
(高校生世代)
◆企業の取組を促すための施策(例) ○子の年齢に応じた柔軟な働き方を実現するための措置の拡充(育児・介護休業法改正)
○男性育休取得率の公表義務の対象拡大→有価証券報告書において開示を求める(育児・介護休業法改正など)
○育児休業の取得状況や労働時間の状況に関する数値目標の設定を義務づけ(次世代育成支援対策推進法改正)
○仕事と子育てを両立できる環境整備に取り組む事業主への支援(両立支援等助成金)