(参考資料)2 (80 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20240521/zaiseia20240521.html |
出典情報 | 我が国の財政運営の進むべき方向(5/21)《財務省》 |
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資料Ⅳ-2-47
○ 我が国の外来薬剤費や国民1人当たり外来受診回数は諸外国と比べて高い水準にあり、軽微な不調は自ら対応するセルフメディケー
ションを推進する余地がある。
○ 医療技術の進歩に伴い高額な医薬品の収載が増加傾向にあり、今後も、保険財政への影響が大きい医薬品が出てくることも想定され
る。
○ こうした状況を踏まえ、イノベーションの推進や質の高い医薬品へのアクセスの確保、国民皆保険の持続性確保を両立する観点から、
(前述の)費用対効果評価の本格適用に加えて、自助・公助の適切な組み合わせの観点から、保険給付範囲の在り方を検討する
必要がある。
◆単価が高額な医薬品の例
◆外来薬剤費(対GDP比)の国際比較(2020年)
効能・効果
コスタリカ
ルクセンブルグ
デンマーク
ポーランド
アイスランド
ノルウェー
スウェーデン
イギリス
オーストラリア
エストニア
チェコ
フィンランド
スイス
オーストリア
ベルギー
ラトビア
メキシコ
スペイン
スロベニア
フランス
韓国
スロバキア
ドイツ
カナダ
アメリカ
日本
ハンガリー
(%)
1.8
1.6
1.4
1.2
1
0.8
0.6
0.4
0.2
0
約1億6,700万円
42億円
キムリア点滴静注
急性リンパ芽球性白
血病 等
約3,300万円
72億円
イエスカルタ点滴静注
びまん性大細胞型
B細胞リンパ腫 等
約3,400万円
79億円
ステミラック注
脊髄損傷に伴う機能
障害等の改善
約1,500万円
37億円
(件数)
メキシコ
チリ
コスタリカ
ギリシャ
スウェーデン
アメリカ
ポルトガル
ノルウェー
デンマーク
エストニア
フィンランド
カナダ
ルクセンブルグ
スペイン
フランス
ラトビア
イタリア
スロベニア
オーストリア
ベルギー
リトアニア
ポーランド
オーストラリア
トルコ
イスラエル
チェコ
オランダ
ドイツ
ハンガリー
日本
スロバキア
韓国
(出所)“OECD Health Statistics 2023”(2024年3月27日時点)
脊髄性筋萎縮症
ピーク時市場規模
(収載時予測)
◆健保組合における1,000万円以上高額レセプトの件数の推移
◆1人当たり外来受診回数の国際比較(2020年)
(回)
16
14
12
10
8
6
4
2
0
ゾルゲンスマ点滴静注
薬価
(収載時)
1800
1600
1400
1200
1000
800
600
400
200
0
1792
1,000万円以上
1365
1,500万円以上
2,000万円以上
3,000万円以上
134 155 174 179
336 300 361
254
484 532
728
1517
851
2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022
(年度)
(出所) 健康保険組合連合会「高額レセプト上位の概要」