(参考資料)2 (86 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20240521/zaiseia20240521.html |
出典情報 | 我が国の財政運営の進むべき方向(5/21)《財務省》 |
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高齢世帯の貯蓄等の状況
○ 各世帯ごとに事情が異なることには留意が必要であるが、①平均的な高齢者世帯の貯蓄から負債を引いた額は2,000万円以上で推
移、②高齢者世帯の約3割は預貯金等の金融資産額が2,000万円以上、③モデル年金と同程度の収入がある高齢者世帯の年間
の収支状況は黒字となっている。
【1.貯蓄額ー負債額】
(万円)
2,500
(万円)
【3.75歳以上世帯の収支状況】
300
200
300
2,000
266
1,500
150
250
1,000
100
200
500
0
50
150
-500
30~39歳
-1,000
40~49歳
70歳以上
0
(年)
⇒①平均的な高齢者世帯の貯蓄から負債を引いた額は2,000万円以上で推移
【2.金融資産残高別の世帯割合】
~450万
3.0%
2.2%
2.3%
3.9%
2000万~
27.8%
35.4%
世帯主が70歳以上の世帯
7.7%
1500万~2000万
5.6%
1200万~1500万
26.1%
37.1%
世帯主が80歳以上の世帯
14.6%
世帯主が40歳未満の世帯
6.8%
74.0%
5.9%
8.1%
900万~1200万
15.5%
8.8%
15.3%
450万~900万
⇒②高齢者世帯の約3割は預貯金等の金融資産額が2,000万円以上
190
収入
251
250
200
181
支出
単身世帯
(約186万円)
収入
150
支出
夫婦2人世帯
(約264万円)
100
モデル年金と
同程度の収入
⇒③モデル年金と同程度の収入がある高齢者世帯の
年間の収支状況は黒字
【1.貯蓄額ー負債額】
(出所)総務省「家計調査」
(注)2人以上世帯。貯蓄額については、負債を有しない世帯も含み、グラフの凡例は、
世帯主の年齢による。
【2.金融資産残高別の世帯割合】
(出所)総務省「2019年全国家計構造調査」
(注)総世帯に係る金額であり、負債は含まない。
【3.75歳以上世帯の収支状況】
(出所)第109回厚生労働省社会保障審議会介護保険部会(2023.12.7)資料
(注1)モデル年金と同程度の収入は、厚生労働省が公表している2022年度における
年金月額から概算した数値。単身世帯については、モデル年金から1人分の老齢
基礎年金を除いて算出している。また、両世帯ともに厚生労働省老健局作成資
料における年収額のうち最も近いものを引用している。
(注2)支出額には、住居費、食料費、保健医療費等の消費支出のほか、租税及び
社会保険料などの非消費支出も含んでいる。